
平成25年度文化庁芸術祭優秀賞受賞
瑞穂のくに(再)
東京の女子大生が見つめる、瑞穂のくにの終わりの始まり。
【NHK FM】
2014年8月16日(土)午後10時~午後11時15分(全1回)
(初回放送・2013年8月17日)

【出演者】
石田太郎 岸井ゆきの 渡辺大 樋浦勉
斉藤暁 金野むつ江 斉藤まりえ 佐藤みゆき
丹野久美子 辻親八 佐藤拓之 小林親弘
佐々木睦 谷川清美 福士秀樹 池田優佳
里村洋
【作】
大河内聡
【音楽】
ニウナオミ
【スタッフ】
演出:江澤俊彦
技術:山田顕隆
音響効果:菅野秀典
【あらすじ】
農村から稲田が失われつつある。そもそも後継者不足であえいでいるところに、猫の目行政と言われる短期間で打ちだされる再三の農政の方針転換、大規模農家への集約化と企業による農業参入の不安感、TPPに代表される農産物の輸入自由化への危惧などにより、農家では、先祖代々受け継いできた耕作を放棄したり、農地を売却する動きが加速化している。番組では、都会に住む女子大生が、部活で訪れていた夏の農村で、乗っていたハンググライダーが青々とした田んぼの真ん中に不時着したことで謝りに行った農家との関わりから、今の農業の重い課題に目覚めていく姿を、当事者性を持ったリアリティのあるドラマとして描いていく。