新日曜名作座

その手をにぎりたい

私の青春は時もモノも信頼すら金で買う事ができたバブルの時代だった

【ラジオ第1】

2016年4月10日 毎週日曜 午後7時20分~午後7時50分(第1回)
2016年4月24日 毎週日曜 午後7時25分~午後7時55分(第2回)
2016年5月1日~5月22日 毎週日曜 午後7時20分~午後7時50分
(第3回~最終回)

【出演者】

西田敏行 竹下景子

【原作】

柚木麻子


【脚色】

入山さと子


【音楽】

大島ミチル


【スタッフ】

演出:小見山佳典
技術:浜川健治 倉林秀行
音響効果:米本満

【あらすじ】

80年代。バブル前後の東京が舞台。鮨と鮨職人に憧れる女性の恋と仕事の10年を描く。東京生活に見切りをつけ、かんぴょう農家を営む実家に帰ることにした24歳の青子は、勤務先の社長から送別会に銀座の高級鮨店に誘われた。目の前の職人から〈ルビーのような輝き〉を宿す小さな握りを手渡され、口にしたその瞬間、彼女は言葉を失った。〈ねっとりした質感の冷たいヅケを噛み切る心地良さ。酢の風味、硬く炊かれた米のくっきりした甘み、ひんやりと醤油が芯までしみこんだ鮪。それらがとろけて一体となり、喉から鼻に風味が抜け、体中に染み込んでいった〉。青子は決意する。東京に残ろう。鮨を握るためだけの手・・・この人の握る鮨を食べに来ることができる自分になろうと。彼女の恋は、白木のカウンターを挟んだ一方通行の恋だったにもかかわらず、青子は鮨職人・一ノ瀬との関係を官能的だと感じていた。到来したバブルの波に翻弄されていく青子の青春。果たして一ノ瀬との恋は成就するのか?

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