
終りに見た街(再)(全4回)
このファンタジーは、2014年につきつけたリアルな刃である。
【ラジオ第1】
2014年11月30日~12月21日 毎週日曜 午後7時20分~午後7時50分
(初回放送・2014年4月6日~4月27日)
【出演者】
西田敏行 竹下景子
【原作】
山田太一
【脚色】
入山さと子
【音楽】
小六禮次郎
【スタッフ】
演出:小見山佳典
技術:山村隼之
音響効果:岩崎進
【あらすじ】
1981年のある日、目を覚ますと、家の周りに何もなかった。そこは、なんと昭和19年の東京だった。戦争末期のこの時代をどうやって生き延びるか、家族で話し合う。言論は統制され、食糧難で食べるものさえない。折り畳み傘と米を交換し生き延びるが、配給を受けずに暮らすことは不可能だった。やがて、主人公は軍需工場で働く。
3月10日が近づいてくる。下町の人々に大空襲のことを伝えたい。
チラシをまいて、人々に大空襲に備えろと奔走する。ところが、荻窪では起こらないはずの大空襲が街を襲った。そして、再びタイムスリップした主人公が最後に見た街は・・・。