明日をまもるナビ メニューへ移動 メインコンテンツへ移動

明日をまもるナビ

体験者から学ぶ 思い出レシピ

災害時の食には
生きる知恵が詰まっている

缶詰を入れて炊いた
いちごめし

静岡県 みゆまゆさん
ボランティアの人たちに感謝を伝えた、
磯の香たっぷりのおにぎり
  • 炊くだけ
※NHKサイトを離れます

材料

  • 米...2合
  • いちご煮缶詰 1缶
  • 水...適量
  • 塩...少々
  • ※「いちご煮」とは、青森と岩手の県境に伝わる伝統料理。ウニとアワビが入ったお吸い物で、祝いの席などでふるまわれてきました。ウニが野いちごのように見えることから、この名がついたと言われます。

作り方

米2合、いちご煮の缶詰、塩少々を炊飯器に入れ、水を規定量まで足してご飯を炊く。
炊きあがったら味見をして、好みに応じて塩を加える。
おにぎりを握る
完成!
みゆまゆさんの思い出

震災から半年後、被災地ボランティアに行きました。気仙沼の看護師寮の片付けをしました。作業は思うように進まなかったのですが、そこの大家さんが、とても喜んでくれたのが印象的でした。大家さんは、お昼に一度、おうちに戻られたあと、大きなお皿を抱えて戻ってきました。そこには、「いちごめしのおにぎり」がたくさん。大変な生活をされている中でも、おもてなしをしたいと思ってくださった気持ちがうれしくて、みんなでありがたくいただいたのを思い出しました。去年、生まれた娘と気仙沼にまた行きたいと思います。いちごめしの話も教えたいです。

※NHKサイトを離れます