火山灰
噴火が発生すると周辺や風下を中心に火山灰が降ります。農作物への被害や交通に影響が出るほか、降る量によっては家屋の損傷や人体への健康被害、ライフラインなどにも影響が出ます。

●火山灰をもたらす噴火とは?
https://www.nhk.or.jp/ashitanavi/article/3046.html#mokuji01
●火山灰の特徴
https://www.nhk.or.jp/ashitanavi/article/3046.html#mokuji04
●300年前の富士山宝永噴火〜そのとき何が起きたのか?
https://www.nhk.or.jp/ashitanavi/article/3046.html#mokuji02
●火山灰がもたらす被害
https://www.nhk.or.jp/ashitanavi/article/3048.html#mokuji01
●火山灰が降ったらどうするか?服装や備蓄
https://www.nhk.or.jp/ashitanavi/article/3048.html#mokuji03

溶岩流
地表にあふれ出たマグマそのものが流れていく現象です。比較的、速度は遅く、逃げる時間はありますが、温度は1,000度に達することもあります。溶岩が流れた場所では建物や植物などが破壊されて地形が変わり、長期間住むことすらできなくなってしまいます。
https://www.nhk.or.jp/ashitanavi/article/2791.html#mokuji03
火砕流・融雪型火山泥流・空振・火山ガス
https://www.nhk.or.jp/ashitanavi/article/2795.html
●火砕流
高温の火山ガスや火山灰、岩石が一気に山を流れ下る現象です。温度は数百度に達し、速度は100キロを超えることもあるため、巻き込まれると命が危険にさらされます。

●融雪型火山泥流
噴火が雪山で起きたときに、溶岩の熱で、積もった雪が一気に解けて、洪水のように流れ下る可能性があります。

●空振
爆発的な噴火に伴っておきる空気の振動が、遠く離れた場所で被害を及ぼすこともあります。ことし1月のトンガの海底火山噴火による津波も「空振」による気圧変化が原因のひとつではないかと指摘されています。

●火山ガス
火山が噴き出し続けるガスには二酸化硫黄、硫化水素などの毒性を持つものも。長期間の避難を強いられる場合もあります。

噴石(火山弾・火山礫・軽石)
噴火によって火口から吹き飛ばされる岩石です。直径20から30センチメートル以上のものから数センチのものまで大きさはさまざま。空中で冷え切らず、中の温度が数百度以上あるものが家屋などに降り注ぐと火災を引き起こします。
https://www.nhk.or.jp/ashitanavi/article/2795.html#mokuji02
▼参考記事はこちら
トンガ 大規模噴火と津波 何が起きたのかに迫る
https://www3.nhk.or.jp/news/special/saigai/select-news/20220121_01.html
全国111活火山 生活空間のすぐそばに
https://www3.nhk.or.jp/news/special/saigai/natural-disaster/natural-disaster_09.html
▼関連動画はこちら
富士山噴火で火山灰・首都圏で起こること
https://www.nhk.or.jp/ashitanavi/video/3202.html
火山灰の被害に備える
https://www.nhk.or.jp/ashitanavi/video/3203.html
桜島の火山灰対策
https://www.nhk.or.jp/ashitanavi/video/3204.html