水なしでも作れる一品
#1「乾物:切り干し大根」
カルシウムや食物繊維が豊富な切り干し大根。ポリ袋に入れ、ツナ缶の汁で戻すので、水がなくても大丈夫。やわらかくなるまで袋の中でもんで混ぜ合わせ、30分くらい置くと、より味が染みます。
#14「ウーロン茶ごはん」
買い置きしていたウーロン茶で「ものは試し」とお米を炊いてみると、香ばしくて予想外のおいしさに。断水で困っていた時に生まれた一品です。あるときは「ふりかけ」で、あるときは地元で定番の「みそ」をのせていただきます。
お湯がなくても…水でも作れます
#9「水で作るカップ麺」
お湯が沸かせないときに、カップ麺に水を注いで15分。麺もやわらかくなり、スープもしっかり染み出し、冷やしラーメンのようになります。カップ焼きそばの場合は20分。ソースもしっかり絡んで、硬さもばっちりです。
保存食をひとひねりしたアイデアレシピ
#0「アルファ化米リゾット・いわしの冷汁」
水さえあれば食べられるアルファ化米のアイデア。水の代わりにトマトジュースにすると、簡単リゾット風に。ポリ袋にいわしのかば焼き(缶詰)とすりごまを入れ、水を加えて、ほぐすと「いわしの冷汁」の完成。
#8「高野豆腐のマーボー」
長期間保存可能な高野豆腐と、手軽に味付けができる「料理のもと」の組み合わせ。材料と水を入れたポリ袋を、水をはった鍋に耐熱皿を敷いて入れ、加熱。火を止めて蒸らせば、出来上がり。うまみがしっかり染み込んだマーボー豆腐になります。
ふだんの料理にも!缶詰で時短レシピ
#3「サバとトマトの缶カンカレー」
水だけで食べられるアルファ化米とトマトやサバの缶詰でつくる温かいカレーです。ルーではなく、日持ちしやすいカレー粉を使用。サバ缶は汁気を切ると加熱時間が短くできます。
#6「大豆ナゲット」
大豆の缶詰をポリ袋に入れ、手のひらやヘラを使ってまんべんなく潰し、ツナと調味料を加えてよく混ぜ合わせます。クッキングシートを敷いたフライパンに絞り出し、両面を焼くと、まるで本物の肉のような食感に!
その時あるもので作れる一品
#11「具だくさんのミネストローネ」
支援物資のバラバラの食材から知恵を絞ったメニュー。手に入った野菜、ランチョンミートなどを細かく切って鍋で煮込み、レトルトハヤシで味付け。さらに短く切った中華麺を一緒に煮込んで味を調えれば出来上がり。具だくさんの温かい食事になります。
#13「野菜とツナのカレーパエリア」
家にある米や野菜を使い、フライパンひとつで出来て、カレーの風味が食欲をそそります。炊き出しにもぴったり!ありあわせの材料で、おいしくいただけます。
野菜まるごと生かしたレシピ
#7「野菜のホイル焼き」
たまねぎの皮をむいて、火が通りやすいように十字に切れ目を入れ、アルミホイルに包んでフライパンへ。フタをして弱火で25~30分待ち、ポン酢とかつお節をかけて出来上がり。じゃがいも・にんじん・ナスでも楽しめます。
#12「もやしの煮物」
東日本大震災の時、物流が滞り、近くの食品工場で出荷できなくなった「もやし」。家にあったしょうゆ、酒、みりんを加え、水は入れずに蒸し煮にしました。かつお節をかけると、さらにおいしくなります。
省エネや時短に役立つほかにも、備蓄した食料の賞味期限をチェックするために、1~2か月に1回、災害時を想定してこれらのレシピを調理してみるのもおすすめです。ぜひお試しください。
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