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家庭の災害備蓄品リスト 10の必需品【シリーズ・防災グッズをチェック(1)】

さまざまな大災害に見舞われる日本。そこに住む私たちが命や暮らしを守るポイントはふだんからの備えと早めの行動です。さまざまな災害体験から防災のために多くのグッズが生みだされ、日用品などの活用法も蓄積されています。夏休みなどで在宅時間が増える時期に家族でチェックして、いざというときのために備えておきましょう。

この記事は、明日をまもるナビ「在宅避難」(2021年4月18日 NHK総合テレビ放送)の内容をもとに制作しています。


大きな災害が起きても、人口が密集する大都市ではすべての人が避難所に入れるとは限りません。そこで東京都の各自治体は、比較的頑丈な高層マンションなど、自宅が居住可能であれば避難所に行かずに自宅で生活を続ける「在宅避難」を呼びかけています。いざという時のために、今すぐ準備したい10の備蓄品をご紹介します。

備蓄品1 水

1人1日、約3リットルが目安。最低でも3日分、可能であれば1週間分を用意。水は大人が1人1日約3リットル必要とされているので、家族の人数分を掛け算した数が最低限の量です。

3人家族で1週間に必要な水の量は約63リットル
3人家族で1週間に必要な水の量は約63リットル

備蓄品2 食料

最低でも3日分、可能であれば1週間分を用意しましょう。
食料はふだん食べる物を多めに購入し、消費したら買い足す「ローリングストック法」で備蓄しておきましょう。

ローリングストックの仕組み
ローリングストックの仕組み

【備蓄のヒント】
○ごはんは水を加えるだけで食べられる「アルファ化米」を用意すると便利。
○高齢者がいれば硬いものは避けるなど、家族のニーズを知ることも大切。
○プルーンなどのドライフルーツは栄養価が高く保存がきく。
○在宅避難の際は冷蔵庫の中にある腐りやすい生肉や葉物を優先的に食べる。
○缶詰、レトルトごはん、ゼリー飲料などの長期保存できる食べ物を。
○主食だけではなくビタミンやタンパク質の不足を補うレトルト食品や缶詰を意識的に加える。
○定期的に賞味期限を確認し、期限切れをなくす。

○1~2か月に1回、賞味期限が近づいている非常食を、災害時を想定した方法で料理してみる。水を無駄使いしないようにポリ袋などを使い、カセットコンロで調理。

ポリ袋を使った非常食調理
ポリ袋を使った非常食調理

「災害食レシピ」の備蓄品調理法もご参考に>>
#2 ミックスビーンズ
#3 サバとトマトの缶カンカレー

さまざまなストック食材
さまざまなストック食材

【参考】
農林水産省「災害時に備えた食品ストックガイド
※NHKサイトを離れます

備蓄品3 カセットコンロ、ガスボンベ

災害時にはガスや電気が止まる可能性もあります。調理するためにカセットコンロとガスボンベも備えておきましょう。

カセットコンロ、ガスボンベ

電気とガスが止まり、水も出ない状況で、復旧するまでの7日間を乗り越えるため、最初に必要な備蓄品が次の4つです。

備蓄品4 スニーカー

地震が起きたときはガラスなどが割れて、部屋の中に破片が散らばります。足をケガしないように、リビングや寝室にもスニーカーを用意しておきましょう。外から帰宅する場合でも、靴を脱がずに土足のまま入りましょう。

スニーカー

備蓄品5 充電式の掃除機

部屋に散らばった細かいガラスなどを吸うのに使い、安全を確保しましょう。充電式であれば停電しても使えます。または、ほうきやちりとりがあると便利です。

スニーカー

備蓄品6 携帯ラジオ

最新の災害情報を得るのに必要なだけでなく、給水車などライフラインに関する情報も入手できます。

携帯ラジオ

備蓄品7 懐中電灯・ランタン・ヘッドライト

電気が消えると暗くなり、ケガをする危険があります。手が塞がらないヘッドライトを家族の人数分を用意するのもオススメです。

懐中電灯・ランタン・ヘッドライト

ランタンがあれば停電しても灯りを確保することができますが、用意できないときは身近な物で簡単に作れる「ペットボトルランタン」が便利です。

ペットボトルランタン

作り方
1. 紙コップを2つ用意して、底に十字の切り込みを入れる。
2. 水の入ったペットボトルの飲み口を下にして、紙コップに差し込む。
3. もうひとつの紙コップをペットボトルにかぶせ、懐中電灯を差し込む。

ペットボトルを通して光が拡散するので、部屋全体が明るくなります。飲み物の種類によって光の色が変わります。

備蓄品8 携帯トイレ

停電と断水になると水洗トイレは使えなくなります。トイレパニックと呼ばれるほど深刻な事態になります。だからといって、水分を控え、トイレを我慢し続けると体調を崩して命にもかかわります。

そこで備えたいのが「携帯トイレ」です。大きく、凝固剤タイプと吸収シートタイプがあり、目安は1人1日5回、1週間分で35回分の備蓄が必要です。

さまざまな種類の携帯トイレ
さまざまな種類の携帯トイレ

【詳しい情報は】ナビ動画  備蓄の盲点!「トイレの備蓄」
【使い方は】最大の盲点は「トイレ」

備蓄品9 水のいらないシャンプー

ストレス対策の備蓄品も必要です。
水を使わなくても髪をスッキリできます。ニオイを抑えることができるので、ストレスも軽減します。

スプレー式の水のいらないシャンプー
スプレー式の水のいらないシャンプー

備蓄品10 スイーツ缶

非常食が続くなかで、たまに甘い物を食べるとストレスを解消できます。缶詰タイプで2~3年の長期保存可能なガトーショコラやチーズケーキなどがあります。羊かんやわらび餅なども日持ちするのでおすすめです。

ガトーショコラ(チョコレートケーキ)のスイーツ缶
ガトーショコラ(チョコレートケーキ)のスイーツ缶

番外編 乳児用液体ミルク

被災のストレスで母乳が出なくなることがあります。粉ミルクだと沸騰したお湯が必要ですが、液体ミルクならそのまま使えます。乳児のいる家庭に必要です。

さまざまな乳児用液体ミルク
さまざまな乳児用液体ミルク

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