【2/2放送!】明日へ つなげよう 未来塾「東北のたたかいは、まだ終わらない」
こんにちは、web担当・咲です!
様々な分野のスペシャリストが講師となり、「塾生」たちと被災地の復興を考える「未来塾」。
これまでたくさんの若者たちが、塾生として登場してきました。
そこで今回は、これまでの塾生が社会人として被災地の復興に取り組む姿に密着!
津波に流された仙台市の荒浜地区に新規就農した平松希望(のぞみ)さん。
未来塾で得た農業のノウハウも生かして農家として自立できるようになりました。
平松さんが提案する、地域の新たなコミュニティ創生とは…?
一方、東京の旅行会社で働く弘田光聖さん。被災地の水産業を再興する一助に、と石巻へのツアーを企画しますが、地元の漁業関係者からは「期待していない」と冷たい反応が。
被災地と他の地域の人々を結びたい、という弘田さんの想いは実るのでしょうか?
福島の地方新聞社で働く緑川沙智さんは、台風19号の取材をする中で、「被災者に寄り添いたい」という気持ちと、事実を伝える記者としての立場の狭間で葛藤していました。
そこで、未来塾の講師だったフォトジャーナリストの安田菜津紀さんを訪ねます。
3人の抱える思いや悩みを通して、震災からまもなく9年を迎える被災地の課題に迫ります。
ナレーションは、10代の頃から「未来塾」のナレーションを務めてきた女優・吉本実憂さん!今回、収録を終えてコメントを頂きました!
「3人の元塾生が、それぞれが「未来塾」で学んだことを、それぞれが選んだ仕事の中で生かし、活躍してくれているのが、とてもうれしかったです。私が未来塾のナレーションを始めたのは10代でした。いま23歳になって改めて講師たちの言葉を聞くと、より深く理解できるところがあります。同時に「震災からもう9年が経とうとしているんだ」と思いました。この9年の間に、日本各地で次々と自然災害が起こりました。復興は、もう東北だけの課題ではなくなっていると思います。新聞記者の緑川さんが「この仕事は役に立っているのかな?」と葛藤していましたが、私も同じようなことを考えることがあります。でも、たとえ一人だったとしても、誰かが動くことで何かが変わると信じたいです。緑川さんとは仕事は違いますが、同じ「伝える」側として「自分に何ができるか」を考え続けていきたいです。」
長く「未来塾」に関わってきた吉本さんの想いがこもった語りにもご注目ください。
放送は、
2/2(日)午前10:05〜
ぜひご覧ください!