2019年07月19日 (金)
7/21放送!【明日へ つなげよう】証言記録 第85回▽津波と放射能に襲われた母校~福島県初の震災遺構~
こんにちは!
今週の「明日へ つなげよう」は、シリーズ「証言記録 東日本大震災」の第85回です。
地震と津波の被害を受けたのちに、福島第一原発事故にも見舞われた福島県浪江町。
町立請戸小学校では、82名の児童は全員避難し、一命を取り止めました。
しかし、その翌日に原発事故が発生。それからは、長い避難生活が始まりました。
学校は今も休校状態のまま、震災当時の無残な姿を残しています。
そんな請戸小学校が、今年3月、福島県初の震災遺構に決定しました。
大津波と原発事故の教訓を、後世に伝えるという新たな役割を与えられた校舎。
在校生は、どのように母校を見ているのでしょうか。
個人的な話になりますが、web担当・咲、東日本大震災が起きた当時はまだ小学生。
東京で地震にあいましたが、今までの人生で一番恐ろしい体験でした。
家に帰ってからテレビのニュースにずっとかじりついていたのをよく覚えています。
ましてや、請戸小学校の在校生は、海の間近で巨大地震と津波に一度に襲われ、その後は原発事故でずっと故郷に帰れない状況が続いたのです。
小さなこどもたちにとって、その恐怖は、きっと私の想像をはるかに上回るものだったでしょう。
震災から8年が経ち、在校生の中には、原発事故とどのように向き合えばよいか戸惑う若者もいます。
母校をどのように残し、何を後世に伝えていくのか。
震災遺構に託された、住民それぞれの思いを見つめます。
ぜひぜひご覧ください!
〔総合〕7月21日(日)午前10時5分