作品紹介

昭和52年度後期

第20作「風見鶏」

全154回

ポイント

  • タイトルは、「常に風上に向かって前を向く風見鶏」にちなんでいる。
  • 朝ドラとしては初めて、ヒロインの国際結婚が描かれた。
  • 舞台の1つとなった神戸の異人館が観光名所に。

あらすじ

和歌山・太地で鯨捕りを営む家に生まれた松浦ぎん(新井春美)。大正初期に女学校を卒業して帰郷したぎんは、負傷したドイツ人青年・ブルックマイヤー(蟇目 良)を浜辺で助ける。パン職人であったブルックマイヤーと神戸で再会して結婚したぎんは、ドイツパン店を開業。息子に祖国の教育を受けさせるために、夫は息子と共に一時帰国するが、折しも第二次世界大戦が勃発して一家は分断。2人の帰りを信じ、ぎんはパン作りに精を出す。

【放送期間】
1977(昭和52)年10月3日~1978年4月1日
【作】杉山義法
【音楽】奥村 貢
【語り】八千草薫
【主な出演者】
新井春美、蟇目 良、大木 実 ほか

コメント

(ヒロインの松浦)ぎんちゃんを14歳から78歳まで演じた経験は、私にとってかけがえのないもの。激動の時代を力強く生きたぎんちゃんとともに、命の尊さや人間のすばらしさを学び、成長できたと思っています。手の不自由な方が足で書いてくださったファンレターを読んだときには、本当に感激しましたね。この作品の舞台である神戸は、いろいろな困難に遭遇しましたが、その都度、不死鳥のようによみがえってきた街。風見鶏は異人館の屋根の上で、いつも神戸の人々の幸せを願い、見守っていますよ!