増える若者のオーバードーズ その背景と対応まとめ
2022年4月18日(月)
いまSNS上では、市販薬のオーバードーズ(過剰摂取)の画像を投稿する若者たちが相次いでいるそうです。彼らがオーバードーズに依存し、公開する理由はどこにあるのでしょうか。周囲の人はどう対応すればいいのか、必要な支援に繋がるための情報をまとめました。
目次
1.増える若者のオーバードーズとその背景
■自分を傷つけたい、という気持ち-よるドラ「ここは今から倫理です。」から考える-(NHK福祉情報サイト ハートネット)
よるドラ「ここは今から倫理です。」は、雨瀬シオリさんのコミックを実写化し、主演・山田裕貴さんが演じる教師・高柳が「倫理」を通して高校生たちの価値観や生き方と向き合います。第5回で描かれるのは、自傷行為をやめられない生徒・高崎由梨(吉柳咲良)。母親による過干渉、家庭でのもやもやが募り、ある日の倫理の授業中、リストカットをしようとする由梨に、保健室登校のクラスメート・都幾川幸人(板垣李光人)が気づき・・・。自傷行為とはどのようなものなのか。自分自身を傷つけたい、という気持ちを抱える人に、知ってほしいこと。そして、周囲の人にできることとは。精神科医・松本俊彦さんに伺いました。
■助けてと言えなくて~女性たちに何が~(クローズアップ現代)
救命救急の現場では、医療だけでは解決できない社会的な問題を抱える女性患者が増えていると言われています。杏林大学病院の高度救命救急センター・宮方基行医師は「社会的な弱者として扱われてしまう人たちを見てもらえる施設が少ない。当院のような救命センターが最後の受け皿にならざるを得ない」と困窮する女性を取り巻く現状について語ります。
2.依存症、生活困窮、必要な支援に繋がるための相談窓口
■これって"依存症"? (NHK福祉情報サイト ハートネット)
このサイトでは、依存症を理解する上での基本的な情報と「大切なこと」をまとめました。 「自分は依存症かもしれない」と悩んでいる方、「やめたいのにやめられない」と苦しんでいる方、家族や恋人、友人の「依存症かもしれない行動」に困っている方…どんな方でも歓迎です。依存症に関する、相談窓口と支援機関もご紹介しています。監修:松本俊彦(独立行政法人 国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 薬物依存研究部/自殺予防総合対策センター)
■【女性向けの相談窓口一覧】生活相談、DV・性暴力被害など(2022年4月更新)(みんなでプラス)
「生活が苦しい」「DVや性暴力を受けた」など、悩みを抱える女性を支援してくれる相談窓口を、国やNPOなどが設置しています。助けになる情報をまとめたサイトや、主な相談窓口を紹介します。