SDGsを楽しみながら!サステイナブルファッションって何?
2022年3月16日(水)

最近よく耳にする「サステイナブルファッション」という言葉。私たちは生活の中でどう取り入れたらよいのでしょうか。持続可能な社会に向けてのファッション業界の取り組みや個人の活動を紹介します。ファッションを通して未来へのヒントを探ってみませんか?
目次
1."環境汚染産業"からの転換、サステイナブルファッションとは?
■WEB特集 サステイナブルファッションが示す"地球のミライ

ファッション産業は、石油産業に次ぐ世界で2番目に環境を汚染する産業と言われています。業界内では地球環境への負荷を抑える取り組みをする「サステイナブルファッション(=持続可能なファッション)」への意識が急速に高まっています。
■あなたの服選びも変わる!? ~サステイナブルファッションが示す"地球のミライ"~

世界ではシャネルやアルマーニなどトップブランド32社がファッション協定に署名。2050年までに二酸化炭素の排出量をゼロにすることを約束。針も糸も使わない、切れ端や糸くずも出さない、服作りの手法も誕生するなど、衣服が消費者のもとに届くすべてのプロセスで、その見直しや技術革新の動きが加速しています。
2.廃棄から循環、心地よい消費へ!ファッション業界の取り組み
■廃棄Tシャツが糸に Tシャツから考える「つくる責任つかう責任」

Tシャツ工場の製造過程で出る生地の切れ端や、消費者から回収したTシャツの生地をつなぎ合わせて編み物用の太い糸に作り直す会社が千葉県八千代市にあります。作業の一部は、地元の社会福祉協議会と連携し、高齢者や社会復帰を目指す若者に担ってもらっています。その取り組みを取材しました。
3.SDGsをもっと身近に!サステイナブルな楽しみ方
■のんさん流SDGs「身近なところから始めよう」

俳優・のんさんは「自分に何ができるのか分からなかった」と最初はSDGsに対して難しそうなイメージを持っていたそうです。しかし、自身が取り組んでいる洋服のリメイクが、持続可能な世の中を作ることにつながることを知り、「身近なところから始めればいいんだ」と気がつきました。「頑張らず、できるところから楽しくやる」のんさん流のSDGsについて伺いました。
■楽しむことがSDGs 「わこサス」埼玉県和光市

埼玉県和光市で持続可能な社会の実現に向けた活動をしている市民団体、チームSDGs「わこサス」。約25人のメンバーが子どもの学習支援や使わなくなった本や洋服の交換会などを行っています。SDGsの活動を続ける秘訣について伺いました。
4.高校生が考えるサステイナブルファッションの未来
■部活でSDGs? 「サステイナブル研究部」のユルくも真面目なエコ活動

「地球にちょっといいことをしよう」をコンセプトに活動する、サステイナブル研究部(通称サス研)という部活が横浜市立東高校にあります。"意識高い"生徒の集まりかと思いきや、「バイトの合間に」「スカウトされて入っただけ」と、なんとも力の抜けた雰囲気。そんな部員たちが今やユニークな活動を次々と手がけ、内外から注目を集める集団に成長。そのワケを取材しました。
■【動画】"サステイナブル"にオシャレを楽しむ若者たち 地球のミライ #若者と考える

「今すぐ動かなくては間に合わない」地球の気候変動に危機感を持つ若者たちが、日本各地で声を上げています。ファッションが大好きな高校3年生が若い世代で始まった服をめぐるエシカルな取り組みを取材しました。
■韓国発の人気 "カラシ制服"をレンタルで 高校生たちのSDGs

韓国の人気芸能人から広がった"制服ファッション"は中高生を中心に人気で、SNSにはカラシ色などのカラフルな制服を着て撮った写真がたくさん投稿されています。茨城県日立市には、現役の高校生たちがボランティアで運営する"制服レンタル"のお店があります。流行に乗って始めた事業かと思いきや、その活動の裏には"自分たちの未来を大人だけに任せてはいられない!"という熱い思いがありました。