平成13年度の放送
一徹な人生
放送:9月9日(日)23時50分〜翌1時00分(70分)
電車やデパートの人ごみにスリを追い続けた刑事、鹿児島沖の絶海の孤島で教育に身を捧げた教師、それぞれの仕事と現場に天職を見出し、一徹に打ち込み続けた男の姿を記録した2本のドキュメンタリーです。

■ある人生「スリ係警部補」
 30分/1965年(昭和40年)
人ごみの中に光る鋭い眼。その眼が追いかけるのは、今まさに他人の財布に手をかけようとするスリの姿。スリは現行犯でしか逮捕できない。犯人にめぼしをつけ犯行の瞬間まで粘り強く尾行していく。この地道なスリ捜査に執念を燃やす一人の刑事がいた。犯人検挙2千人以上、警視庁刑事部捜査第三課すり係の曽根正人警部補。全国のスリから「鬼の曽根」と恐れられる曽根警部補に密着し、犯人検挙の瞬間まで追ったドキュメンタリー。

語り: 竹内三郎
撮影: 益子広司
音声: 小俣辰敬
効果: 川野楠巳
構成: 工藤敏樹

■ある人生「臥蛇(がじゃ)の入道先生」
 30分/1965年(昭和40年)
鹿児島から南西に250キロ。トカラ列島に属す臥蛇島(がじゃしま)は周囲9キロ、平均70メートルの断崖絶壁に囲まれる島である。鹿児島から船で24時間かかるこの島に1953年から1966年にかけ教師として赴任していたのが、島民から入道先生と呼ばれ親しまれた比地岡栄雄(ひじおか・えいお)。比地岡先生は子供たちに勉強を教えるだけでなく、島民のために簡易水道を作り、現金収入の無い島に畜産やシイタケ栽培も奨励した。絶海の孤島で島の人々の生活向上のために孤軍奮闘する離島教師の記録。

語り: 島野富之助
撮影: 金子二市
音声: 小俣辰敬
効果: 川野楠巳
構成: 山崎俊一
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