2020年02月28日 (金)島崎和歌子 ふるさと高知を語りつくす! 後編


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 高知県出身の島崎和歌子さんが、「みちしる」の動画を見ながら、ふるさと高知の魅力を語りつくします。今回は、高知県の豊かな自然、郷土の偉人、そして高知県民の人柄について語ります。

<プロフィール>

 1973年、高知県生まれ。1989年、歌手デビュー。その後テレビドラマ、バラエティー番組などで幅広く活躍。2005年からは高知県観光特使を務めている。2010年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」にも出演した。


■豊かな自然の中で育つ

<2012年放送「仁淀川 水遊び」>

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島崎:(仁淀川で遊ぶ子どもたちの様子を見て)これすごいですね。いいですね、仁淀川。仁淀川は、ここ数年で有名になったんですよね。「仁淀川ブルー」とかいって。子どもたち、川にポンポン飛び込んでる。すごいぜいたくですね、近所にこんなふうに遊べる川があるなんて。これ、現代の日本の、高知の映像なんですよね?どこか別の国のじゃなくて(笑)。

Q、島崎さんも子どものころ、川遊びなんてしていましたか?

島崎遊んでました!高知は海水浴場もあるんですけど、わたしは夏、海より川でした。動画の子どもたちはきれいな水着とか着ていましたけど、私たちのころは、みんなパンツ一丁で川に飛び込む、みたいな勢いでしたね(笑)。で、川の端っこに座って釣りをしたりして。もう夏休み明けは真っ黒ですよ(笑)。あと、よく覚えているのは、サンダルとか靴とか必ず流されて、帰りは裸足になったりしていたことかな。でも、川で大きな事故にあわなかったのは、必ず年上のお兄ちゃん、お姉ちゃんたちが、兄弟とか関係なく、年下の子たちの面倒を見ていてくれたからなんですね。で、恐らく、大人たちも遠くから見守ってくれていたんだと思います。そういう、自然にも人にも恵まれた中で、遊ばせてもらっていたんだなあ、本当に健康的でぜいたくだなあって、今になって改めて思いますね。

Q、高知には仁淀川のほかにも四万十川などもあって、水がきれいで豊かなイメージがありますね。

島崎:そうですね、川だけでなく井戸水も豊富ですね。豊富なだけでなく水がおいしい!水がおいしいからお米もおいしい。水とお米がおいしいからお酒もおいしい(笑)。高知には小さい酒蔵があって、頑張っておいしいお酒を造っていますね。だから、このきれいな水は守っていかなくっちゃ、って思いますね。できるだけ汚さないようにして、次の世代の子どもたちに残してあげたい、高知の財産ですね。

■身近な存在 坂本龍馬

<2018年放送「高知 龍馬脱藩の道」>

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Q、坂本龍馬は高知の人たちには、やっぱり特別な存在なんですかね?

島崎:特に男性の方にファンが多いですね。ロマンがありますからね。土佐を飛び出して、日本を変えるような仕事をしたという。今でも高知の町を歩くとあちらこちらに龍馬ゆかりの場所があって、龍馬が歩いたという道が残っていたりして。高知空港なんて今や「高知龍馬空港」ですからね(笑)。高知の人にとっては本当に身近な存在になっていますよね。私が龍馬のすごさを実感したのは、東京に出てきてからですね。高知出身だっていうと、特に歴史好きな人から、「土佐といえば龍馬ですよね。」とか「司馬遼太郎先生が言うには・・」とか、龍馬の話でとにかく盛り上がる(笑)。私はそんなに龍馬のこと詳しく知らなかったんですけどね(笑)。でも、その点はありがたかったですね。

Q、島崎さんは、NHKの大河ドラマ「龍馬伝」にもご出演されていますよね。

島崎:はい。ただ高知出身だというだけで(笑)。出演が決まって「坂本龍馬ってどんな人?」って聞かれたりしたんですけど、いやいやどんな人って、知らないからって(笑)。逆に「龍馬伝」を見て、坂本龍馬のこと勉強させてもらいましたね。あと、「龍馬伝」に出て以降、高知での仕事が増えたんですよ。定期的に高知からお仕事の声がかかるようになりました。ありがたいことです。さすが大河ドラマ、そして坂本龍馬様様でしたね(笑)。

■ 今も生きるお遍路文化

<2017年放送「お遍路さんの納札」>

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Q、島崎さんも子どものころ、お遍路さんにあったりしたことありました?

島崎:ありました、ありました。よく覚えているのは小学校、1、2年生のころ。学校の近所に札所になっているお寺があって、その近くで本当に一人で歩いているお遍路さんをみかけたことがありました。編み笠かぶって、杖ついてリュックしょって、チリンチリンて、鈴鳴らして。今はお一人の方って少なくなりましたからね。みんなでバスで回っていたりする(笑)。だから余計印象に残っているのかな。

Q、動画に出ていた方、お遍路さんを迎えて本当にうれしそうでしたけど、高知の方はやっぱり「お接待」が身についているんですかね?

島崎:身についていますね、自然と。「お接待とお節介」(笑)。だって、普通よそから来た人には少しは警戒するでしょう。それが、家に上げてみかん食べてけー、まんじゅう持ってけ―、ですからね(笑)。東京じゃ絶対あり得ない。これがお遍路文化なんだなあって思いますね。おもてなしっていうか、良いことですよね。でも、逆に一人になりたい人に高知は無理かも。誰か彼か必ず声かけてきますから(笑)。

Q、逆にお遍路をしてみたいと思うことはありますか?

島崎:私の同級生たちが回ったりしているんですよ。私もいつかはって気持ちはあります。おもてなしを受ける側にまわったら、いっそう高知の良さがわかるようになるんじゃないかって。

若いころは高知には「何もない」って思っていたんです。でも東京に出て改めてふるさとの大切さを感じるようになって。最近は高知の山を見ると落ち着くとか、川のせせらぎや台風の風の音が懐かしく思えたり。東京のビル街もいいけど、そういう高知の豊かさをこれから大事にしていきたいですね。


島崎和歌子 ふるさと高知を語りつくす 前編はこちら

投稿時間:11時00分


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