2020年02月21日 (金)島崎和歌子 ふるさと高知を語りつくす! 前編


shimazaki.jpg


 
 高知県出身の島崎和歌子さんが、「みちしる」の動画を見ながら、ふるさと高知の魅力を語りつくします。今回は、高知県を代表する祭り、「よさこい祭り」と、高知ならではの味、本場の「カツオのたたき」について語ります。

<プロフィール>

 1973年、高知県生まれ。1989年、歌手デビュー。その後、テレビドラマ、バラエティー番組などで幅広く活躍。2005年からは高知県観光特使を務めている。2010年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」にも出演した。


■一年で一番盛り上がる「よさこい祭り」

<2014年放送「よさこい祭り」>

yosakoisamune.jpg

Q、「よさこい祭り」、高知の人たちはとても楽しみにしているようですね。

島崎:一年に一回ですからね。高知の人たちはこの日のために生きているっていう感じですね(笑)。台風で中止ですよって、言われても踊りますからね(笑)。それだけみんな楽しみにしているお祭りなんです。動画の中で踊りの舞台になっていた商店街、普段、人通りもまばらなんですけど、お祭りの日だけは、こんなに人いたの!ってびっくりするぐらい集まってくるんです。しかもお祭り当日だけじゃなく、前夜祭の朝ぐらいから地元のおじいちゃんたちが集まってきて、夏だから暑いでしょう、当然お酒を飲み始めて(笑)。飲んでは踊り、踊っては飲んでの繰り返し。それが後夜祭まで(笑)。こんなお祭り、ほかにはないですよ。

Q、よさこい踊りって、踊り方が自由なんですね。

島崎:正調の踊りもあるんですよ。これはこれでとてもきれいなんですけど、基本、鳴子さえ持っていれば、踊りは自由、衣装も自由。だから若い人たちは、踊りも衣装も、毎年自分たちで考えて参加していますね。最近は外国の人たちも参加するようになって、年々派手になってきています。逆に言うと決まった踊りがないから、地元以外の人も参加しやすいし、楽しみやすい、そんなお祭りですね。

Q、そういう開放的なところに、高知の県民性を感じさせますね。

島崎:本当に高知の人たちは、よそから来た人に対してウェルカムな県民性で(笑)。よその人からしたらびっくりするくらい人なつっこい。お祭りの日に私、飲み屋さんで一人飲んでいたら、全然知らない人たちが土佐弁で「こっちきーや、こっちきーや」って声かけてきて、「どこからきたがー?」「東京です。」「飲み―、飲み―」ってお酒振舞われて(笑)。一緒に飲んだらもうお友だちが土佐流なんです。だから、ほかの地域からよさこい祭りに一人で行ったとしても、絶対声をかけられたり、お世話をしてくれる高知県民が現れますから、お祭りの間、そういう意味でも高知を楽しめると思います。


■家で作るカツオのたたき

<2013年放送「高知 カツオのたたき」>

katuotatakisamune.jpg

Q、カツオのたたき、高知では、家庭でも作るんですか?

島崎:普通に作りますよ、今でも。でも動画の中のお店みたいに、さすがにわらを焼いてはしませんけど。昔、田舎のおばあちゃんは、庭でわらを焼いて作ってくれたりしましたけど。今、町中でわらを焼いたりしたら大騒ぎ(笑)。第一、良いわら自体、なかなか手に入らないですよね。私が子どもの頃は、店で小ぶりなカツオを買ってきて、土佐包丁でちゃんとさばいて、ガスコンロや魚焼き器で作っていましたね。家で作るのは、お店で出てくるのより厚切りで、生のにんにくスライスと、ねぎとみょうががたっぷり。カツオのシーズン、初ガツオや戻りガツオの時は必ず食卓に出てきますし、冠婚葬祭の席にも必ず用意しますから、子ども心には正直もう食べ飽きたって感じでした(笑)。今から考えるとぜいたくな話なんですけどね。

Q、最近は東京のスーパーでも、カツオのたたき、売っていたりしますけど、やはり違う?

島崎:違いますね。カツオの厚みがまず違う。それに東京のスーパーだとパックにしてあって、便利なんだけど、どうしてもちょっと水分が出ちゃって。やっぱり、本場の作りたてを味わってほしいですね。あと、こっちではあまり生のにんにくを一緒に食べたりしないですよね。カツオのたたきは、やっぱり生のにんにくなんですよ。高知県ってにんにくの消費量がとても多くて、葉も食べる、茎も食べる、もちろん実もたくさん食べる。カツオのたたきはにんにくがなきゃ始まらない。しかもこれでお酒も進む(笑)!あと、大事なのはゆずのポン酢。最近は「塩たたき」なんていうのが流行っていたりして、これもおいしいんだけど、私はやっぱりポン酢。ゆずのほかに「ぶしゅかん」っていうすだちの仲間で作ったポン酢もあって、このゆずやぶしゅかんのポン酢をたっぷりかけて食べるのが好きですね。カツオのたたきって、庶民の食べ物で、値段もそんなに高くないんです。だから高知に来た時は、ぜひたっぷり味わってほしいですね。

<高知を代表するお祭りと、高知ならではの味について熱く語る島崎さん。次回は、高知の自然、郷土の偉人、そして高知県民の人柄について語ります。お楽しみに!>

投稿時間:00時00分


ページの一番上へ▲