2019年12月13日 (金)中尾彬 ふるさと千葉を語りつくす! 後編


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 千葉県木更津市出身で「木更津PR大使」をつとめる中尾彬さんが「みちしる」の動画を見ながら、ふるさと千葉の魅力を語りつくします。今回は「飾りようじ」「クモのけんか」について語ります。

<プロフィール>

1942年生まれ。1961年武蔵野美術大学油絵科入学。同年、日活第5期ニューフェイス合格。1963年パリに留学し帰国後、劇団「民芸」に入団。1964年日活映画「月曜日のユカ」でデビュー。1971年には劇団「民芸」を退団しフリーとなる。1983年、フランスの絵画展「ル・サロン」でグランプリを受賞。近年は、バラエティ番組に多数出演し、さらに活躍の場を広げている。

  

■ようじ作りの匠(たくみ)の技

<2013年放送 「房総の楊枝(ようじ) 巧みな細工が施された飾り楊枝」>
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Q動画では「たかが楊枝」と言っていましたけど、これだけ楊枝にこだわるというのは、どうですか。

中尾:楊枝というイメージが、ただこうスースーやるくらいのイメージしかないと思うんですよ。それでたかが楊枝と言うんですけど、ほんとうはやってみたら工芸品にもなると。黒文字の木はいい匂いがしますからね。

Q芸術家を志していたこともおありになる中尾さんとしては、今の動画はどういうふうにご覧になりましたか。

中尾:例えば本当の天童の将棋の駒とか、そういった感覚と一緒だと思うんですね。たかが将棋の駒がっていう。だけど本当の駒なんて、木の質をちゃんと調べて作っているし、木工品としてはすごいんじゃないでしょうかね。秋田の曲げわっぱなんかと一緒で。

Qそうですね。そういう伝統的なものが、まだ千葉にあるというのはいいことですよね。

中尾:そうなんですけど、今、若い人に飾り楊枝って言っても分かんないんじゃないかな。だからもっと宣伝した方がいいと思う。私の家の近くに櫛(くし)屋さんがあるんですね。それはやっぱり一つ一つ作って、それをこう並べるとかっこいいな、とか。櫛も並べてこういうケースにこうやって入れたらかっこいいのにな、とか思うんだけどね。見せ方とかも大事だと思うんですよね。ひっそりやっていたらもったいないですよ。

  

■子どものころに熱中 クモのけんか

<2014年放送 「富津 フンチ合戦 体長10ミリ、地上の小さな戦士」>
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中尾:懐かしい。年中やっていました、これ。

Qえ!中尾さんも、木更津でやっていたんですか?

中尾:はい、年中これやっていましたね。このクモ、葉っぱの裏に住むんですよ。綿みたいに白い巣で、その中にいるんですけどね。ツノが長い、黒いやつが雄なんです。茶色が雌なんですよ。それで、手のひらに載る小さい箱で飼うんですよ。一つ一つ、タンスみたいに開く箱で。そこに自分のやつは全部入れていましたね。小学校のころは、ポケットにその箱が必ず入っていましたね。花のつゆみたいなものをエサにやったりして常に20匹はぐらいは飼っていたかな。私たちの遊びというのはこれでしたね。ただ、フンチ合戦とは言わなかったね。クモのけんかって言っていたね。いやー、懐かしいなあ。

■フンチ合戦に見る内房の男の気質

Q富津では、フンチ合戦、大人があれだけ夢中になってる。そういうところに内房の男たちの気質みたいな所ってありますか?

中尾:ありますね。やっぱり荒いですよ。いつも船で漁に出ていて、息抜きにこれをやるとかね。自慢になるじゃないですか。どんなことでも勝てばいいんですよ。漁に出て取ってくるものも俺が一番だ。なんでも一番であればいいみたいな(笑)。

Q木更津の方たちのもそういうところはありますか?

中尾:木更津の方がキツイですね。富津に比べると都会というより、俺の方が優位だというね。「なんだお前富津かよ」という言い方しちゃいますよ。富津の方には悪いけど(笑)。

Q内房の中でも自分のところが?

中尾:木更津が一番だったでしょうね(笑)。

中尾彬 ふるさと千葉を語りつくす 前編はこちら 

 

 

 

投稿時間:11時00分


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