2019年10月25日 (金)井森美幸 ふるさと群馬を語りつくす! 後編


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 群馬県下仁田町出身で「ぐんま大使」をつとめる井森美幸さんが「みちしる」の動画を見ながら、ふるさと群馬の魅力を語りつくします。今回は群馬の名湯「草津温泉」。全国屈指の湿原「尾瀬」。太田市にある「縁切りの名所」について語ります。

 

<プロフィール>

 1968年10月、群馬県下仁田町生まれ。1984年に第9回ホリプロタレントスカウトキャラバンでグランプリを受賞し、翌年デビューした。バラエティー番組を中心にタレントとして活躍中。2008年より「ぐんま大使」を務めている。

 

■天下の名湯草津温泉

<2012年放送「草津温泉 湯治 ~心も体も芯から温める 昔ながらの湯治宿~」>

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Q 昔ながらの湯治宿でしたが、ご覧になってどうでしたか?

井森:草津の温泉っていいですね。昔ながらの家族経営の旅館も残っているし、大手の大きな旅館もありますけど、みんなが支え合いながら街を守っていたり、お湯を守っているんだなと思って見ていました。

Q どうしても大きなホテルなどに目が行きがちですが、ああいう長く湯治をするための温泉宿もいいですよね。

井森:それこそ『上毛かるた』(群馬の郷土かるた)の草津温泉の札にあるんですけど。「草津よいとこ薬のいで湯」っていう。「恋の病は治せないけど」っていうナレーションもありましたが、湯治に来た人がリラックスしながら、心も体も休めることができる感じが良いのかなと思います。全国には、いろんないい温泉がありますけど、草津温泉は東京からもすごく近いですし、もちろん日帰りでも行けるし。だから、今以上にたくさんの人に来て欲しいな、と思いますよね。

Q 草津って全国の中でも人気上位の温泉ですよね。

井森:私もよくそういうふうに聞くんですけど、草津温泉が群馬県だって知ってる人が意外と少ないんです。草津は知ってるけど、群馬県にあることは知らないみたいな。「草津は行ったことがある」っていう人に「えっ、草津って群馬県なんですか?」って言われることがすごくよくあるんですよ。関東の人でも、草津温泉は長野県なんじゃないかと思っている人がいるんですよ。もう一回原点に戻って、「草津温泉は群馬県なんだよ。」ということを、私たち群馬県のタレントはみんなで言っているんですよ。草津イコール群馬だと。西日本の方とか東北の方とか、遠方の方たちに理解してもらいたいというのが私たちの願いでもあるんです(笑)。

 

■全国屈指の湿原、尾瀬

<2013年放送「尾瀬 湿原の宅配便 ~夏の間、大活躍する歩荷(ぼっか)~」>

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Q 「尾瀬の歩荷(ぼっか)」、ご存じでした?

井森:知らなかったです。大変ですね。こういうお仕事をなさってる方がいるんですね。確かに車で入れませんもんね。自然を壊しちゃうし、かといって台車というわけにもいかないですもんね。すごい、ビックリしました。

Q 尾瀬にはよく行かれましたか?

井森:しょっちゅうではありませんが。子どもの時に行きました。ちょっと避暑地みたいな感じを持っていましたね。今のアミューズメントスポットみたいに、何か乗るとか何かをやる場所というよりは、お散歩して見てまわる、という印象でした。自然の中に行って、花とか木を見るとか。子どものころって、そこに楽しみとか、「ああきれい」っていう感情ってなかなか生まれないんですよ。でも、おそらく、大人になってからの方がしみじみいろんなことが身にしみたり、いろんなことを感じるいい場所かなと思いますね。大人になると尾瀬の貴重な自然が、日本だからこそあるのかなとか、群馬県だからこそあるのかなというふうに、思えてくるのかもしれませんね。

Q また行ってみたいですか?

井森:そうですね、特に今回、この動画を見て、尾瀬の見方、感じ方が違ってくると思うので。尾瀬の自然と共存して暮らしている人たちがいると知ってから訪ねたほうが、より魅力的な場所に感じられる気がします。

 

■縁切りの名所!?

<2011年放送「恋のパワースポット 恋人たちの南京錠 ~縁結びと縁切りの名所~」>

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井森:縁切り寺ってほかの県にあるのは知っていたんですけど、群馬県にあるのは初めて知りました。縁結びと縁切りが一緒になってるというのは、合理的な感じでいいですよね。しかも願い事を書いて便器に流す。インパクトがあるから絶対に忘れないですね。おもしろい(笑)。

Q この動画、ほかの地域ではずっと縁結びの話をしていたのに、群馬では縁切りの話になったのが面白いなと思って。群馬には女性が縁切るために駆け込む場所が昔からあったということなんですね。

井森:駆け込み寺から始まったんでしょうね。そこからの発想が、便器まで行くというのがおもしろいですよね。今でいったら、インスタ映えしそうなところですよね(笑)。でも、ちょっと行ってみたい気がしますね。パワースポットって、願いがかなうとか、かなわないとか別にして、行った時点で気持ちがスッと洗われたりするときってあるじゃないですか。厳かな気分になったり。それが大事かなと思います。

Q この縁切り寺に行ったら何の縁を切って、何の縁結びをしますか?

井森:何の縁でしょうね? 自分についてる負のオーラの縁を切りたいですね。自分では感じていない、自分がしてきて気づかないような悪いことを流したいなと思いますね。

結びたい縁は、人との縁ですね。この仕事がしたい、あの仕事がしたいというよりは、人との縁を結んで欲しいということですね。仕事でも、この人に出会えたからこの仕事が広がっていったとか、このマネージャーでこの仕事が広がっていったということを考えると、仕事は人との縁で変わっていったり、切り開かれていくと思うので、人との縁で人生ずいぶん変わるなと思っていますから、その縁結びをお願いしますかね。よい縁があるといいなーという感じですかね。便器に流すんですね、私も行ったら(笑)。

 

■群馬はかかあ天下?

Q この動画見ていて象徴的だなと思ったのは、群馬のほうは縁切りという話が出てきて、女性の方が積極的に縁を切る場所がある。群馬は「かかあ天下とからっ風」とよく言われますけど、群馬の女性は井森さんから見てどんなタイプの人が多いですかね?

井森:群馬の女性かあ。働き者のような気もしますけどね。

Q 男は当てにしないというようなところもあるんですか?

井森:色んな諸説があるんですよ、かかあ天下というのも。お母さんが働き者だったからとか。例えば、富岡製糸場は、工女さんという女性が働いていましたから、今でいう丸の内のイケてるOLさんのハシリみたいな感じですよね。できるキャリアウーマンみたいな感じだと思うんですよ。そういう意味では、群馬の女性は働き者で面倒見が良い。家のこともやって外でも働いて。そんな人が多かったのかなと思いますね。いい意味でお父さんのお尻もたたいて、「ほら、これやって!」みたいな。時には指示を与える場面もあるかもしれないですね(笑)。あと、群馬県の人たちは男性も女性も人なつっこいところがあります。初めて会っても初めて会った感じがしないとか、距離感が縮まるのが早いかもしれないですね。「いいよ、いいよ。これはやってあげる」「これ食べていって」とか「これ持っていって」とか。そういう親しみやすい人柄が、群馬の県民性だと思います。

 

井森美幸 ふるさと群馬を語りつくす! 前編 はこちら

投稿時間:11時00分


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