2019年04月18日 (木)鉄道フォトライター 矢野直美のおススメ鉄道旅 「鞍馬駅」


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 全国を鉄道で旅してきたフォトライター・矢野直美さんが、「みちしる」の動画の中から、日本各地、おススメの鉄道・駅舎・車両を紹介していきます。今回は京都・鞍馬山の玄関口、鞍馬駅です。

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矢野直美

  北海道札幌市在住。国内外を旅しながら写真を撮り、文章をつづる「フォトライター」。鉄道旅をこよなく愛することから「鉄子」の愛称でも呼ばれる。著作に『汽車通学』『ダイヤに輝く鉄おとめ』『おんなひとりの鉄道旅』など。

■鞍馬駅

 叡山電鉄鞍馬線は短い乗車時間のなかでさまざまな車窓が展開します。まるで路面電車のように住宅街や商店街を駆け抜け、少しずつ勾配を上げて山麓に近づいていくと森林が織りなすパノラマ風景に変化。特に市原-二ノ瀬間にある「もみじのトンネル」は、春から夏の青もみじ、秋には見事な紅葉を目にできます。

 この路線に乗るときは展望列車「きらら」がお薦めです。大きな窓が作られた車両には2列+1列のシートを基本とした座席が並び、窓側へ向けて配置された座席があるなどの工夫がされています。

 出町柳からたった30分ほどで町から山へと風景が変わり、終着駅の鞍馬に降り立つと空気が全く違うことを感じられます。鞍馬駅は木々を背景に佇む風光明媚な木造駅舎で、「近畿の駅百選」に選ばれています。もみじの木はこちらにもあり、四季折々の美しさで駅を彩ります。

 ここから源義経で知られる鞍馬寺を詣でたあと、さらに山道を歩いて貴船神社までハイキングをしたことがあります。寺社を結ぶ山道での深呼吸は実に清々しく、まさに心が洗われるようでした。

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鞍馬駅~天狗が迎える寺社風の駅舎

投稿時間:11時00分


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