3月8日
みつばちの日
昭和31年(1956年)
美濃の蜜蜂王国
3/8は「みつばちの日」。映像は昭和31年、岐阜県郊外の養蜂場の様子。今ではテレビでよく見かける蜂蜜作りの映像も、モノクロだと新鮮。菜の花の黄色を想像しながらお楽しみください。
養蜂は日本では平安時代には行われていたが、本格化したのは江戸時代のこと。明治時代にはミツバチそのものも投機の対象となり、一時、ミツバチ関連の事業が大きな注目を集めたが、大正時代以降は沈静化する。戦後は貴重な栄養源として重宝されたが、高度経済成長期の大規模な土地開発で自然環境が激変したことも影響し、徐々に養蜂業は衰退。近年、養蜂家の高齢化もあり、飼育戸数は年々減少している。