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9月30日の過去ニュース

9/30の過去ニュースから3本 ①“京都市電”83年の歴史に幕 ②阪神高速神戸線 全線開通 ③香川 小豆島 日本一どでカボチャ大会

①【“京都市電”83年の歴史に幕】昭和53年9月30日、83年の歴史を持つ、日本で一番古い路面電車「京都市電」が、この日を最後に姿を消すことになり、さよなら電車が運転されました。明治28年の開業当初は、電車の前を少年が走って、通行人に「電車が来ますえ。危のうおまっせ。」と知らせていたそうです。大正の初めに市営となり、地元京都の人や観光客に親しまれてきましたが、昭和30年代以降、車が増えたことなどから乗客が減少し、赤字が続いていました。“長い間ご乗車ありがとうございました”と、最期の挨拶をしながら、さよなら電車が街を通り過ぎていきました。

②【阪神高速神戸線 全線開通】平成8年のこの日、阪神淡路大震災で、橋脚が倒れるなど大きな被害を出し、不通になっていった阪神高速道路神戸線が、全線開通しました。大阪と神戸を結ぶ阪神高速神戸線は、大震災で、橋桁ごと600メートル以上にわたり横倒しになるなど、壊滅的な被害を受けました。復旧工事では、橋桁を太くするなどして、阪神大震災クラスの地震が来ても、倒れないよう強度を増したほか、騒音を遮る高い壁なども作られました。芦屋市の料金所では、開通を待ちかねていた、乗用車やトラックが拍手に送られ、次々と高速道路に入っていきました。

③【香川 小豆島 日本一どでカボチャ大会】平成19年のこの日、香川県の小豆島(しょうどしま)で、カボチャの重さを競い合う「第21回日本一どでカボチャ大会」が開かれました。小豆島の青年会議所が中心になって毎年開いているもので、優勝すると、アメリカで開かれる世界大会にも参加できます。この年は、全国各地から41個のカボチャが持ち込まれました。品種は、ほとんど家畜の餌になるアトランティックジャイアント。参加者は、大きくなるように交配し、育ててきました。この年、優勝したカボチャの重さは、466.9キロ。岡山県に住む男性が育てたもので、これまでの大会記録を更新しました。

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