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8月17日の過去ニュース

8/17の過去ニュースから3本 ①「若い根っこの会」全国大会 ②長野 松川村 “すずむし小包便”発送始まる ③神奈川 藤沢の「人形出車(だし)」

①【「若い根っこの会」全国大会】昭和44年8月17日、集団就職などで、故郷を離れた若者たちのサークル「若い根っこの会」の全国大会が、東京で開かれました。昭和30年代の高度成長期、中学を卒業して、都会へ働きに出る若者が急増。親元を離れて暮らす寂しさを、励まし合おうと作られたのが、若い根っこの会です。合唱や演劇などの文化活動や、奉仕活動、さまざまな集まりを通じて運動は広がり、昭和42年には、会員数が3万人を超えました。集団就職が無くなったあとも、ふるさとを離れて都会で働く若者たちの交流の場、若い根っこの会の活動は続いています。

②【長野 松川村 “すずむし小包便”発送始まる】平成22年のこの日、長野県安曇野にある松川村(むら)で、残暑が続く都会の人に、秋の音色を届ける「すずむし小包便」の発送が始まりました。北アルプスのふもとにある清流と、緑に恵まれた松川村では、この時期、昭和62年から始まった小包便の作業に追われます。砂や餌のなすなどを入れたケースに、雄と雌3匹ずつを入れて送ります。すずむし小包便は、メンバーの高齢化などのため、平成25年で終了しましたが、今も村役場や道の駅で、すずむしが売られています。

③【神奈川 藤沢の「人形出車(だし)」】毎年8月17日、神奈川県藤沢市にある鵠沼皇大神宮の例大祭に、9台の勇壮な人形山車が登場します。1000年以上の歴史を持つといわれるこの祭りの見ものは、源頼朝や那須与一の武者人形などが、高さ8メートルの山車の上にそびえ立つ姿です。神社の周囲を回った9台の山車が、境内に勢ぞろいします、明治の中頃に、地元の人の手で作られた人形山車。ヤマトタケルから徳川家康まで、地区ごとに自慢の人形を競い合います。にぎやかなお囃子と、勇壮な人形が、誰もが知っている歴史のロマンをひもとく藤沢の人形山車です。

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