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3月14日の過去ニュース

3/14の過去ニュースから3本 ①神奈川 横浜 世界一の大観覧車 完成 ②東京駅 東海道新幹線「のぞみ」出発 ③群馬 前橋 特大の繭づくりに成功

①【神奈川 横浜 世界一の大観覧車 完成】平成元年3月14日、高さ107.5メートル。当時世界一となる大観覧車が、横浜に完成しました。みなとみらい21で始まる横浜博覧会のシンボルで、直径100メートルの円周を支える60本の軸が、時計の秒針を表しているため、「コスモクロック21」と名付けられました。軸の先に付いているゴンドラは、8人乗り。横浜の美しいパノラマが楽しめ、博覧会が終わったあとも遊園施設として残されました。夜になると、大輪の花火を思わせるイルミネーションが着き、港横浜をファンタジックに彩ります。

②【東京駅 東海道新幹線「のぞみ」出発】平成4年のこの日、東京と新大阪を2時間半で結ぶ、新しい東海道新幹線「のぞみ」が営業運転を開始。東京駅で出発式が行われました。光(ひかり)ちゃん、望(のぞみ)ちゃん双子の姉妹がテープカット。カメラのフラッシュを浴び、6時発の1番列車が出発しました。朝東京を出れば、大坂に8時半に着き、始業時間に間に合うというのがうたい文句でした。最高時速は270キロ。300系と呼ばれる新型車両で、名古屋と京都を通過し、ひかりより20分早く大阪に着く事ができました。最高時速285キロを達成。東京と新大阪を最短2時間22分で結んでいます。

③【群馬 前橋 特大の繭づくりに成功】平成17年のこの日、新しい養蚕の技術を研究している群馬県の蚕業試験場が、特大の眉作りに成功しました。昔から養蚕が盛んだった群馬県は、安い外国産と対抗するため、商品価値の高い新しい繭作りを研究してきました。普通の蚕は、自分の体を包むように繭を作りますが、又昔(またむかし)と呼ばれる蚕は、平らな面に糸を吐く性質があります。そこで、丸に近い正20面体の型枠の中に、80匹の蚕を入れ、少しずつ回転させたところ、大きな繭ができたのです。群馬県はその後、遺伝子組み換え技術を使った蛍光色の繭の開発にも成功。ファッション界などで話題を呼んでいます。

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