日めくりカレンダー 日めくりカレンダー

216

2月16日の過去ニュース

2/16の過去ニュースから3本 ①日本初の天気図 作成 ②神戸空港 開港 ③岡山 西大寺 宝木(しんぎ)奪い合う“はだか祭り”

①【日本初の天気図 作成】明治16年2月16日、気象庁の前身 東京気象台で、日本で初めて天気図が作成されました。指導したのは、ドイツ人の気象学者エリヴィン・クニッピングでした。天気図は、全国11か所の測候所から送られてきた気象電報をもとに作られました。その後、3月1日からは、22か所の測候所の気象データに基づく、正式な天気図が、毎日印刷・配布されるようになりました。翌年からは、全国の天気予報が測候所などに貼り出され、その後、新聞にも載るようになりました。現在では、各国が打ち上げた気象衛星により、地球全体の天気図も描けるようになりました。

②【神戸空港 開港】平成18年のこの日、大阪空港、関西空港に次いで、関西で3か所目となる神戸空港が開港しました。神戸市が、およそ3000億円かけてポートアイランド沖に建設したもので、2500メートルの滑走路を持つ、全国で初めての市営空港です。この日、羽田や新千歳、那覇などを結ぶ7つの路線に、27便が就航しました。しかし、関西空港を救済するため、国際線の就航は認められませんでした。

③【岡山 西大寺 宝木(しんぎ)奪い合う“はだか祭り”】平成25年のこの日、岡山市にある西大寺観音院で、締め込み姿の男たちが、福を呼ぶ宝木を奪い合う「はだか祭り」が行われました。厳しい寒さの中、集まったおよそ9000人の男たちが、掛け声をかけながら、本堂へ向かいます。500年以上続く伝統の祭りで、その昔、福を得られるとされるお札に希望者が殺到。頭上に投げ与えたところ、裸になって奪い合ったのが始まりといわれています。この日の午後10時、明かりが消され、2本の宝木が上から投げ落とされると、男たちは一斉に激しい争奪戦を繰り広げます。毎年2月の第3土曜日に行われるこの祭り。宝木を奪った男は、1年の幸せが約束される福男となるのです。

日めくりカレンダー