発掘ニュース

No.277

2020.10.09

音楽

『雨』の三善英史さん生出演!『元禄太平記』発掘

昭和40年代に『雨』の大ヒット、人気歌手となった三善英史さんです!
新型コロナウィルスの関係で、久しぶりの放送となった「発掘!お宝番組」のコーナー
『ひるまえほっと』関東甲信越のみの放送)にご出演いただきました!

現在の三善英史さん!今も昔もイケメン、66歳とは思えない若々しさにスタッフ一同感激いたしました!
柘植アナ「NHKは久しぶり?」
三善さん「BSの歌番組ではお世話になっていますが、NHKのスタジオは久しぶりで生放送は8年ぶりくらいです。」

この「発掘ニュース」でもお伝えしているように、三善さんからは1975年放送の大河ドラマ『元禄太平記』を大量に提供いただきました。その41本のビデオテープとともにスタジオにお越しいただきました!

★世の中にはヒットしない曲はない!?

まずは冒頭にご紹介した大ヒット曲『雨』について…
「デビューしたのが17歳の時…ラジオの深夜番組でパーソナリティーの方に、“意味が分かって歌っているの?”と聞かれて『分かりません』と答えたら、女性の気持ちを教えてくれたんです。逆に分かっていないからサラッと歌えたのかもしれません。」

柘植アナ「世の中にはヒットしない曲は無いと思っていたとか…?」
三善さん「テレビで歌手の皆さんを知ったので、テレビに出いている方がすべてだと思っていたんです。しかもヒット曲しか耳に届かないので全ての曲がヒットするものだと…。自分の『雨』も知らぬ間にヒットして一日も“下積み”という時が無く。最初のお仕事がテレビの生放送で周りは見たことある人ばかり…こういうものだと思ってしまったんです。」

★捜索!お宝ビデオ

松尾リポ「その三善さんから提供いただいた“お宝ビデオ”、ご自宅にお邪魔して発掘の様子を撮影させていただきました!」

番組発掘プロジェクトのメンバーがお邪魔したのは東京近郊にある三善さんのご自宅。新型コロナの自粛生活が始まる前の、去年12月のことです。

ありました!ビデオテープなど思い出の品々を保管しているのは3階の部屋。天井近くまで積み上げられたテープが…!

一番大切にしているのは『紅白歌合戦』のテープ。1973年から3年連続で出場、“宝もの”です。その横に今回の大発掘!1975年放送の大河ドラマ『元禄太平記』です。

ビデオテープ以外にも台本や当時の雑誌、そして…日本レコード大賞新人賞の盾も!

スタジオには『元禄太平記』41本のUマチックテープ!タテ25cmほどの大きな箱に入ったビデオテープで、昔は放送でも使っていました。60分テープに1話ずつ、全52話のうちの41話分。ところどころテープの背表紙に書かれた数字が“飛んで”いるのが分かります。

三善さん「本当は全部録画したんですが何本かが行方不明で…。」
柘植アナ「録画機自体が当時はとっても貴重だったのでは?」

三善さん「ビデオが家で録れるなんて思っていなかった時代。欲しいと思ったんですがあまりに高くて…テレビと一体型で、中にビデオデッキが入っていたんです。でもどうしても欲しくてローンを組んで買いました。僕の給料の3か月分くらいの値段でした。」

★“美”剣士登場!演技は…?!

発掘された『元禄太平記』、三善さんは出演者の一人!吉良上野介の家来、清水一学でした。
「四十七士のメンバーの中で一番強い役だったんです。一番弱々しい僕が…(笑)」

『元禄太平記』は忠臣蔵を取り上げた大河ドラマ。5代将軍徳川綱吉の側用人、柳沢吉保の目から見た元禄の世を描いた作品です。

歌手デビューしてから3年目での大河ドラマ、二十歳のころです。カッコイイ!

「ものすごい大スターばかりで、自分の居場所が無くて常に緊張していました。残念ながら亡くなられた勘三郎さん(当時の中村勘九郎さん)、僕の方から挨拶しなければならない大先輩なのに来てくださって、何も言えないくらいオタオタしちゃいました。」

「江守徹さんや三林京子さんは、回を追うごとにどんどん出番が多くなって…でも僕の場合はどんどん出番が少なくなって(笑)」

「ディレクターの方に言われたんです、台本が出来てきて僕のセリフがあるとドキッとするって。下手だったっていうことでしょうね。だから毎回皆さんとリハーサルをやる前に、個室で個人レッスンをディレクターさんと。相手の方も大して芝居を分かっていないとは思いますが(笑)」

「あの頃は忙しくて時間が無くて…大河ドラマに入る前にアルバム制作が2枚重なって、曲だけで10日間で50曲覚えなければならなかったり、大河以外のセリフも覚えなければならず、殺陣はその日にその場で教えていただきました。」

中山安兵衛役の関口宏さんとの殺陣シーンでは…
「最後のシーン、関口さんに切られる役で。関口さんの刀の束が鼻に当たって血が出たり…関口さんも時代劇は初めてだったらしくて、初めて同士でなかなか上手くいかず。」

三善さんが仕えた吉良上野介を演じたのは小沢栄太郎さん

「すごいです!とにかくお上手なんて言う言葉で言えるような方ではないです。本番前に馬鹿な話をしていても、スタートって言った途端にガラッと人が変わるんです。」

「最初のシーンでは、“粗茶でございます”と私がお茶を出すんですが、“これは本当は良いお茶なんだよ、君が言うと本当に不味そうに聞こえるって…(笑)」

★あと11話、探しています!!

全52話ある『元禄太平記』、まだ無いのがこちらの11本!

「2回ほど引っ越しをした時に、そのあいだちょっと預けたりしたもので分からなくなっていて、引き続き探したいと思います。」

ありがとうございました、三善英史さん!そして今後ともビデオテープの捜索をよろしくお願いいたします。皆さんも、情報がありましたら是非お寄せください!

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