発掘ニュース

No.270

2020.07.10

音楽

岩崎宏美さんから『魅惑のファンタジー』、動画も公開!

今回を含めて、何回かにわたって発掘ニュースでは、歌手の岩崎宏美さんから提供いただいた映像をご紹介いたします!

まずはこちら、動画クリップでご覧ください

『夜の指定席~魅惑のファンタジー』です。『夜の指定席』は1978年から1984年まで、金曜、土曜の夜11時から放送した演芸番組の“総合タイトル”でした(後半では日曜のケースも)。

その名の通り、舞台や民謡、落語、新喜劇など大人がゆっくりと夜のひとときを楽しむ番組で、テーマが違うとサブタイトルやロゴも違うという珍しい番組でした。
その『夜の指定席』の中でも、ちょっと異色で人気が高かったのが、毎月1回のペースで放送していた「魅惑のファンタジー」です!

最初の2年間の司会は八千草薫さん、1980年から4年間を松坂慶子さんが担当しました。
当時のNHK年鑑によると、“週末のおやすみ前のひととき、歌唱力のある歌手やアーチストをゲストに迎え、歌や演奏をファンタスティックな画面構成でショーアップして、その間を詩の朗読とソフトタッチな語りかけでつづる上品で大人のムードの漂う番組“と書かれています。

松坂慶子さんが司会になってからは、松坂さんご自身による詩の朗読や、歌、ダンス、舞踊…などなど、松坂さんの魅力を引き出す演出がふんだんに取り入れられます。

特に印象的なのはNHK年鑑にも書かれていた“ソフトタッチな語りかけでつづる上品で大人のムードの漂う番組”という特徴。『魅惑のファンタジー』は松坂さんの優しい語りかけで番組が進行していきます。

NHKでの保存はというと…
現在のところ、八千草さんの担当回は4本、松坂さんの担当回は18本保存されています。
もし録画テープをお持ちだという方は、是非ご連絡ください!

動画クリップでご覧いただいた回の『魅惑のファンタジー』は、映像を提供してくださった岩崎宏美さんがメインゲストの一人。ご覧いただいた「イエスタデイ」のほか、「ザ・ローズ」「愛は限りなく」など洋楽のカバーや、ご自身のシングル「摩天楼」の合わせて5曲を岩崎さんが歌っています。

途中、松坂さんとのトークも…

松坂さん「もう音楽はすっかり大人の仲間入りをしたっていう感じですけど、実際の宏美ちゃんはどうですか?」
岩崎さん「デビューしたのが16歳で、22歳になるんです。ですから自分では完璧な大人のつもりではいるんですけど、なかなか周りはいつまでたっても子ども扱いで…」
松坂さん「こうして拝見していると素敵なレディーです!」
岩崎さん「ありがとうございます、松坂さんに言われるとホッとします(笑)」

岩崎宏美さんから提供いただいた映像はこの他にもいくつかあって、今後機会を見てご紹介してまいります。岩崎宏美さん、ご提供ありがとうございました!

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