発掘ニュース

No.212

2018.10.19

音楽

1968年の『あなたのメロディー』を発掘!

自分が作った曲をプロの歌手が歌ってくれる夢のような番組『あなたのメロディー』
これまでで最も古い1968年放送の回が発掘されました!

1963年から1985年まで20年以上続いた人気番組。テレビを見ている視聴者の皆さんが作詞・作曲した歌をプロの歌手が披露し、毎回アンコール曲(優秀曲)が選ばれます。
「与作」などの名曲を生み出し、発掘ニュースでも何回かご紹介してきました。

今回、これまでで最も古い『あなたのメロディー』のビデオを提供してくれたのは、こちらの方です…!

須永幸三郎さん(右側。左は司会の伊藤鐄二アナウンサー)、ご自分が出演した回をビデオで録画、残してくださっていました!

須永さんが作ったのは『タヒチの唄』。歌ってくれたのは布施明さん。南の島にいるようなのどかなゆったりしたメロディーで布施さんの歌声にピッタリです!

作者は、自分が作った曲を歌手の皆さんが歌ってくれる間、席に座ってじっと耳を傾けます。

伊藤アナ「なんだか腰ミノを付けたフラダンサーが出てきそうでした。布施さんとしては、こういうトロピカルな曲というのは珍しいのでは?」
布施さん「珍しいですね。こういう曲も勉強しなきゃいけないなと思いました。」
伊藤アナ「どうしてタヒチをもってこられたんですか?」
須永さん「どこの島でも良かったんです。南の小さい島なら良かったんです。」

小学校の先生になって11年という須永さん、当時6年生を受け持っていたそうです。

曲の紹介とインタビューが終わると、審査員の皆さんの講評が始まります。

『あなたのメロディー』の審査員の皆さんは、かなり具体的な作詞作曲のテクニックにまで踏み込んで厳しいアドバイスをくれることもありました。1968年放送のこの回も同様に、時に温かく、時に厳しい言葉をかけていました。

6曲すべての披露が終わると審査です。

客席の中から選ばれた10人の方が審査員。皆さん1から6までの札を持っています。
伊藤アナ「さあ、皆さんはどの曲がお好きでございましょうかね。…先ほどお願いした10人の皆さんにアンコールの曲を選んでいただきます。私が番号と曲名を申しあげますので、一度ずつお挙げくださいますように。」

2番の『タヒチの唄』が見事5票を獲得!アンコール曲は須永さんの『タヒチの唄』に決まりました!

最後にアンコール曲が披露されて番組はエンディングを迎えます。

現在の須永幸三郎さんはこちら…!

現在83歳、栃木県の足利市にお住まいです。お話を伺いました!
「ビデオは町の電気屋さんにお願いして録画してもらいました。電気屋さんの方もまだビデオの扱いに不慣れで、冒頭が少し欠けてしまい申し訳ございませんと謝っていました。

今は『ウクレレ初心者サークル』で指導や指揮をしています。30人くらいのメンバーで、ハワイアン音楽や童謡、唱歌などを練習して、老人ホームなどで演奏しています。」

「作詞・作曲よりも今は編曲がメインで、みんなが演奏しやすいように編曲しています。
『タヒチの唄』も時々演奏しているんですよ。」

南の島のゆったりとしたイメージの曲が大好きな須永さん、映像の提供ありがとうございました!『タヒチの唄』が収録されている『あなたのメロディー』は末永くNHKアーカイブスで保存させていただきます。どうぞお元気でこれからも演奏活動を続けてくださいね!

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