発掘ニュース

No.209

2018.09.21

ドラマ

50年前、ドン・ガバチョが受信料をPR!

NHKと書かれた黒いかばんを肩にかけるドン・ガバチョ
皆さんご存知、連続人形劇『ひょっこりひょうたん島』の人気キャラクターが受信料のPRをするフィルムが発掘されました!

時間は2分ほど、宮城県立図書館から提供されたフィルムに“付いていました”
“付いていました”というのは…

こちらが提供いただいたフィルム。1967年に総合テレビで放送した『東南アジアの農業開発』7回シリーズの第1集、「メコン川」という30分番組のフィルムで、この番組自体はすでにNHKに保存がありました。しかし、このフィルムの冒頭に約2分間、ドン・ガバチョの受信料紹介の映像が付いていたのです!

では50年、つまり半世紀前の受信料紹介、その全容をご紹介いたしましょう!

舞台はサンデー先生のお家。あっ、ちゃんとシールが貼ってありますね。
先生の部屋の中にはみんなが集っているようです…

「あー、美味しかった!そうだ、『ひょっこりひょうたん島』が始まるぞ!おい、見ようよ。」
「うん!カラーテレビって綺麗だからなぁ。」

ドン・ガバチョ「みなさーん!」
「ガバチョ、なんだよカバンなんか提げて?」
ドン・ガバチョ「うふふふは、私このたびNHKの集金員に採用されましてな、放送受信料をいただきにまいりましたぞ。」

サンデー先生「ま!ご苦労様。」
ドン・ガバチョ「さっそくでありまするが、先生のお宅はカラー契約でございますな。」
サンデー先生「ええ、そうですわ。」
ドン・ガバチョ「そういたしますると、1か月分465円、2か月分では930円になりますぞ(※1968年度時点の料金)。」
サンデー先生「はい、ちょっとお待ちになってね。」

ダンディー「おいおい、ちょっとガバチョ。俺のところは白黒テレビだが?」
ドン・ガバチョ「すなわち普通契約、1ヶ月315円でありますからして、すなわち2か月分630円になりますですな。(※1968年度時点、白黒テレビの場合)しかし皆さん!とてもお得で、手数のかからない方法がありますぞ。」

トラヒゲ「わかってるよ。一括払いだろ。1年分まとめて払えば割引になる。」
ドン・ガバチョ「ハレホレハレヒリハレホレ、おやま良くご存知ですな。さすがはトラどん!」
トラヒゲ「エッヘン!」

「ガバチョさん、そのお金はどうするの?」

ドン・ガバチョ「それはですな、もちろん色々な番組を作ったり、山の奥のほうにも放送局を建てたり、みんな皆さんに良い番組を見ていただくために使うんでありますぞ。」

ドン・ガバチョ「というわけで、ひとつよろしくご協力のほど、お願い申し上げたてまつりまする。」

カン、カン、カン、カン、カン、カン!(拍子木の音)

いかがでしたか?このミニ番組は、1968年4月からカラー契約が始まるなど新たに仕組みが変わった受信料制度をお知らせするためのものだと考えられます。ただ何故、この映像が宮城県立博物館にあったのかや、どうして『東南アジアの農業政策』という番組のフィルムに付いていたのかは分かっていません。

確かなのはカラーの『ひょっこりひょうたん島』映像は大変貴重だということです!
大切にアーカイブスに保存いたします。本当にありがとうございました!

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