発掘ニュース

No.157

2017.06.16

ドラマ

風間杜夫さんから第2弾!銀河テレビ小説「海をわたって」

今から2年半ほど前に発掘ビデオを提供いただいた風間杜夫さんから、新たなビデオテープが見つかったとの連絡がありました!

30歳の風間さんが出演していたのは、朝ドラと並んでNHKの看板連続ドラマだったこちら!

【銀河テレビ小説】です。懐かしいタイトル映像ですよね!

今回、風間さんのご自宅から発掘されたのは1979(昭和54)年9月に放送された銀河テレビ小説『海をわたって』です。10回シリーズの全話がそろっていました!(第7回は末尾が4分ほど欠落しています)

地方を舞台にした『ふるさとシリーズ』の作品の一つ。発掘ニュースNo.60でご紹介した河原崎建三さんから提供いただいた『家族日記』の次に放送されたのが『海をわたって』でした。主題歌も同じく松山千春さんの「夜明け」です。

タオルの生産で有名な四国・愛媛県の今治で育った5人の若者たちが繰り広げる青春物語で、瀬戸内ののどかな海辺の風景がふんだんに登場します。

風間さん演じる村上守は地元のタオル工場でデザイナーとして働いています。恋人役は秋野暢子さん、ライバルのタオル工場で同じくデザインを担当しています。そこに東京で活躍する売れっ子デザイナーの同級生が久しぶりに戻ってきます…

港で待つのは風間さんや秋野さんと同級生役の森川正太さんと、その奥さんで秋野さんの妹役の若原瞳さんです。

そこへ真っ赤な外車でフェリーから現れた同級生のデザイナーは田中健さん。風間さんのライバル会社が作るタオルの新シリーズのデザインを依頼され、故郷・今治にやってきました。

2人がデザインしたのは偶然にも動物…ウサギとタヌキでカチカチ山の対決!さて、どちらが売れっ子デザイナーの作品でしょうか??

タオルのデザイン競争とともに物語の柱になっているのが、中学3年生のときに校庭に皆で埋めたという“タイムカプセル”

体育館を建て替えるため、いったん掘り起こして別の場所に埋めなおして欲しいと校長先生に頼まれ、5人は汗だくになりながら発掘します!

急接近する秋野暢子さんと田中健さん!気になる風間杜夫さん…(正確には皆さんが演じる登場人物ですが…笑)。恋の行方は??

ようやくのことで見つけた壺!これがタイムカプセル。そこに入っていたのは…

『20年後の私』という録音テープ。1966年に収録したという設定だけに、カセットテープではなく6ミリのオープンリールテープです。

この録音テープが5人の人間関係に微妙な騒動を巻き起こしていきます!

1話20分の全10回、愛媛・今治の風景とともに展開される青春ドラマ、見ていてさわやかな作品です。番組公開ライブラリーでご覧いただけるよう進めていこうと思っていますのでお待ちください!

風間杜夫さん、第2弾の発掘ビデオ、本当にありがとうございました!第3弾、第4弾もお待ちしていますね!

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