発掘ニュース

No.156

2017.06.09

情報番組

『600こちら情報部』懐かしのコールも!

今回の発掘映像は子供たちに大人気だった情報番組です!

『600こちら情報部』。司会を担当した鹿野浩四郎さん帯淳子さん『ひるまえほっと』(関東地域のみの放送)の「発掘!お宝番組」にご出演いただきました!

コーナーの冒頭、二人声をそろえてお馴染みだったコール!

「600こちら情報部です。今日のビッグ情報はこれだ!」

今も変わらぬ元気なお二人に、番組の大ファンだった武内陶子アナウンサーは大喜び!

武内アナ「私にとって、当時の小中学生にとって、このお二人は“神的”な存在で、野口五郎さんか鹿野さんか、松田聖子ちゃんか帯さんかっていうくらいの人気で。」

貴重な映像を提供してくださったのは鹿野さんです!

武内アナ「当時はどなたが録画していたんですか?」
鹿野さん「僕の記憶ではガチャンと押したんですね、タイマーがあったような気がするんですけど…」
帯さん「出ながら(出演しながら)ガチャンは無いですからタイマーですよ(笑)」
鹿野さん「生放送で(自分の様子が)分からないから、家に帰ってじっくり自分で見て一人反省会です。その癖が、いまカラオケを歌うと必ず録音して自分の家でじっくり次の日に聞いて、もうちょっとこうしたほうが良いなと…ずっと反省のしっぱなしです。」

帯さん「実は私も全部録ってあったんですが、引っ越したときに何故か全部紛失してしまったので…」な、なんと!!残念…なんとか見つからないでしょうか(涙)

さて、1978年から6年間、毎日夕方6時に生放送でお送りしていた『600こちら情報部』。

いわば子供版ニュースショー!今はNHKだけでなく民放各局もニュース番組を放送する時間帯。そういえばアニメを放送しているチャンネルもありましたし、あの頃は子供たちにとって天国のような時間帯だったのですね!

番組では、ニュースから人気タレントの話題まで幅広く伝えたほか、アイドルやスポーツ選手など“時の人”も積極的に取材していました。

こちらは首相官邸…!

なんと当時の大平正芳総理大臣に小学生の情報部員とともにインタビュー!

女の子「大平さんは、小さい頃に女の子にラブレターを書いたことはありますか?」

「あ~、この女性…え~、…」

武内アナ「大平総理に、現職の総理に!?」
帯さん「Tシャツで!…お優しい方だったんです。私、大平総理の顔のメイクをさせていただいたんです。メイクが終わって、キレイになられましたよと声をかけたら“こんな私で?”
ハイ!“塗り応えあったでしょう?”ハイ!って答えたんです(笑)」

さて今回、映像を提供してくださった鹿野さん、当時は俳優として活動していた中、オーディションでキャスターに選ばれたといいます。

鹿野さん「最後の最後に2人残ったんですけど決まらないんです。」
帯さん「私のほうは先に決まっていたので、子供たちを集めて、私と2人の方が、同じ仮の番組をやったんです。そうしたら、圧倒的に浩四郎さんに票が入りまして。」
武内アナ「最後は子供たちが決めたんですか?なかなか粋なオーディションやりますね、NHKも。」

2年目からはご意見番役の田端彦右衛門さんも加わり、3人で番組を進行しました。

島リポ「田端さんは80歳を超えて今もお元気でいらっしゃいます。今日は番組を見てくださっています。さらにお二人にメッセージを頂いておりますのでご紹介します。」

“いろんな番組に出演しましたが、一番心に残っているのは「600こちら情報部」です。月曜から金曜までは番組で、土日は全国の放送局をまわってサイン会という過酷なスケジュールでしたが、キャスターの2人は良く付き合ってくれたと感謝しています。”

さて、その『600こちら情報部』、人気コーナーのひとつがこちらです!

子供たちの質問に専門家が答える「なんでも相談」。ハガキの多さにビックリしますよね!スマホも携帯もメールも無かった時代…あの頃に、ちょっと戻ってみたい気もします。

そして何といっても人気だったのが、帯さんが担当した「イラストコーナー」

視聴者から募集したイラストを毎日紹介、“今日のイラストNo1はこれだ!”という帯さんのコールで、その日の「イラストNo1」を決めていました。6年間に送っていただいたイラストは130万枚を超えたといいます。

『ひるまえほっと』のスタジオには当時のイラストボードを再現!
島リポ「なんとこの中に!鹿野さんのお孫さんの涼太くんと美波ちゃんのイラストがまぎれているんです!」

すぐに分かった鹿野さん!「これですね」

“ロクジロウと博多の町”、そして“じいじ”
「うれしい!ありがとう!九州に住んでいるのでめったに会えないんです。」

さらに帯さんにも娘の菜奈さんからのイラストが!

「私のイラストNo1は、これだ!」

武内アナ「お嬢さん上手ですね!」
帯さん「成人していますから(笑)」

そして菜奈さんからは手紙も…

「お母様へ
生放送、一発勝負の世界がどれほど難しいか、そしてどれほど面白いものか、『600こちら情報部』の思い出話を聞くことは幼い私にとって絵本を読んでもらうより、アニメを見るより100倍夢中になれることでした。
こんな事を言っていたことが頭にこびりついています。テレビって発信したら、後は見る人へ届くだけの一方通行に感じるでしょうけれど、そんなことはないの。見てくださる方に問いかけたら、情報は生き物になるの。テレビの前の方と情報のキャッチボールをすることだって出来るんだから。メディアの人間として鋭い感覚を持つお母さまは、私の憧れの存在です。
世界一のファン 娘より」



「涙出ちゃった。」と帯さん。
「番組自体が子供番組でなく、見ているあなたと私と双方向で話をしようね。みんなのテレビじゃない“あなたのものよ”というコンセプトだったので。そういう話を小さいころからずっとして…だから心をこめて何でも頑張りましょうと言ってきました。」

武内アナ「私にとって帯さんと鹿野さんは原点なので、そんな気持ちで伝えている自分がここにいて…とても影響を受けたなと思っています。」

さて、ここでちょっと番外編!

帯さんには内緒で準備した娘さんの手紙なのですが、書いたご本人の菜奈さんは放送当日お母さんの付き添いでスタジオに!

ご本人を見てスタッフ一堂ビックリ!お母さんの若い頃にそっくりです!

6年間で1300回以上の放送があった『600こちら情報部』、最初の4年間は合わせて10回分ほどしか保存がありません。鹿野さんから新たに5回分の提供がありアーカイブスに登録しました。本当にありがとうございました!

そして今回、田端彦右衛門さんからもビデオの提供をいただき内容の確認中です!

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