発掘ニュース

No.126

2016.10.21

趣味/教育

おぼえてますか?小学校の理科教室を大量発掘!

みなさんは学校でテレビをご覧になりましたか?そう、理科や社会、道徳など授業の中で見たあの番組です!Eテレ、かつての教育テレビが放送してきた『教育番組』は、教育の現場で大きな役割を果たしてきました。

今回はそうした『教育番組』の中から、懐かしい「理科教室」の発掘です!

実は、教育テレビの放送は総合テレビ以上に保存が少ないのが現状です。

今回、埼玉大学教育学部附属小学校からは児童たちの授業に使うために録画していたビデオテープを。さらに『理科教室 小学校6年生』に先生として出演していた東京都の角田元良さんからはご自身の録画ビデオを、それぞれ提供いただきました。その数合わせて90本近く!ありがとうございました。

「理科教室」の歴史は長く、例えば『理科教室 小学校1年生~なんなんなあに』は1960(昭和35)年から1989(平成元)年まで、30年近く同じタイトルで放送されていました。

子供たちに興味を持ってもらおうと様々な工夫をしているのはいつの時代も変わらず、その一つが“キャラクター”の登場です。

まず今回、埼玉大学教育学部附属小学校から提供いただいたビデオの中で最も古い1978(昭和53)年の『理科教室 小学校1年生』。さて覚えている方は、いらっしゃいますか??

みるちゃん・きくちゃん・なんだろう君「理科教室 小学校1年生」

男の子の“みるちゃん”と女の子の“きくちゃん”そうです!『見る』『聞く』、理科の観察で大切な要素がキャラクターの名前になっているんですね。

もう一人は好奇心たっぷり、いつもテーマに関係する生き物を持って現れたり、お話のきっかけを作ってくれるのが“なんだろう君”です。

みんな、とっても分かりやすい名前ですね!

カンちゃん・サツちゃん「理科教室 小学校2年生」

こちらは『観察(かんさつ)』を二つに分けて“カンちゃん”“サツちゃん”です。お姉さん(暖 亜浮さん)が番組を進行して、2人とともに疑問を解き明かしていきます。

クリ・ゴロ「理科教室 小学校3年生」

3年生はお姉さん(山形由美子さん)と宇宙人のような“クリ”、そして犬の“ゴロ”
うーむ、なぜクリとゴロなのかは分かりません…由来があるのでしょうかねぇ??

内容も興味深いです!こちらは水の中の生物を取り上げた回ですが、いまではほとんど見られない生き物が続々と出てきます。

子供の頃、捕まえたかったけれども、なかなか見つけられなかった昆虫ばかりです!

さて、ちょっと飛んで6年生はどうでしょうか…

6年生の理科教室にはキャラクター人形は出てきません。声だけが登場する男の子と女の子で色んな疑問を話し合い、専門家の先生が解説するパターンです。

その先生、角田元良さんが56回分の録画テープを提供して下さいました。ありがとうございました!角田さんは1979年から足掛け6年ほどに渡って6年生の理科教室を担当していました。現在も教育に関わるお仕事を続けていらっしゃるそうです。

80年代半ばになると、「理科教室」に“あのひとが?!”という出演者が出てきます。

まず1986年の『小学校1年生 理科教室』から…

1978年と同じタイトルですがコンピューターを使ったデジタル画像に変化していますね。

どんとのおじさん(キートン山田さん)

声優やナレーターとしてもお馴染みのキートン山田さんが“どんとのおじさん”になって各地の小学校を訪ねます。

一緒に旅をするのは“めるちゃん”“やったくん”

この回は「雪」がテーマ。山形県の小学校で、地域に伝わる冬の行事に参加して子供たちと交流を深めながら、理科の勉強がちょこっと入ってきます。

バケツいっぱいの雪が、ストーブの熱で融けると少なくなってしまうことを、めるちゃんとやったくんが発見するというストーリーでした。

キートン山田さんは1985年から2年間“どんとのおじさん”を担当しました。

ひとみ博士(声:内海賢二さん)

そして同じころ『小学校2年生 理科教室』では…

人間は出てこず、大きな目がついたコンピューター“ひとみ博士”“ぺぺ”“モコ”が番組を進めていきます。

この“ひとみ博士”の声を担当しているのが3年前に亡くなられた内海賢二さん。アニメの声優や洋画の吹き替えでお馴染みでしたよね。渋い声で解説してくれます。

いかがでしたか?楽しく興味を持って見てもらうために、色んなキャラクターが登場しているのですね!今回発掘された「理科教室」だけを見ても、懐かしさとともに教育番組の歴史が分かります。たくさんの映像を提供いただき本当にありがとうございました!

思い出・コメントはこちら

ページTOP