発掘ニュース

No.090

2016.1.22

バラエティー

「ひるのプレゼント」共演!
小沢昭一さんと明治大学マンドリン倶楽部

今回の“お宝”は1978(昭和53)年9月放送の『ひるのプレゼント』です!

「世の中には色んな楽器があります。トランペットにサキソフォン、クラリネットにトロンボーン…でもこういう楽器はみんな“吹いた”時だけしか音が出ませんね。“吸って”は絶対出ないんですね。そこへいきますと我がハーモニカは吹いても吸っても音が出ます。…ハーモニカこそは楽器のホームラン王です!」

「小沢昭一 ハーモニカ人生」と題してお送りした一週間の初日。俳優、歌手、エッセイスト…多彩な顔を持つ小沢昭一さん。実はハーモニカの名演奏家でもありました。その小沢さん、お馴染み“ひるプレ”のテーマ音楽をハーモニカで奏でてのスタートです!

オープニングに続いて小沢さんご自身が作曲、谷川俊太郎さんが作詞をした「ハーモニカ ブルース」。

ハーモニカがどうしても欲しかったけれども、戦争に負けて売ってなかった。なんとかお金を手に入れて、ハーモニカバンドが有名だった明治大学のそばの店でハーモニカを見つけて手に入れる喜びを切々と歌います。

司会は生方恵一アナウンサー。ガラッと明るくなったスタジオには、30人ほどの明治大学マンドリン倶楽部の皆さんが!小沢さんとのコラボレーションで盛り上がります!

マンドリンの代表的な演奏曲「赤い翼(Red Wing)」にはじまり、小沢さんがノリノリで指揮をしたのが「東京ラプソティー」。

最後はマンドリンの伴奏で小沢さんが、古賀政男さん作曲の「青い背広で」を歌います。

そして何を隠そう、番組でマンドリンを演奏していたメンバーの方から今回の映像は提供いただきました!

矢島弘美さん(58)です!現在は札幌にお住まいの矢島さん、当時は明治大学3年生でした。伝統ある明治大学マンドリン倶楽部、実は創設者の一人が作曲家の古賀政男さんなのだそうです。

矢島さん「この年の7月に古賀政男さんが亡くなって、追悼という事で古賀メロディーを演奏という流れになりました。私も真ん中ぐらいに写っていますね。」


前列の左が矢島さん

「昔はマンドリン倶楽部は女人禁制で、今では学生が少なくなっているので女性も入っていますが、男ばっかりでしょう。挨拶も演奏前の声かけも応援団みたいな感じでした。

それをリハーサルとか打ち合わせの時に聞いていた小沢さんが茶化して、『よろしくお願いしまーす』とダミ声でやっていました(笑)

全員、学ラン(学生服)でね。まっ黒で。」


一番手前の白いワイシャツ姿が矢島さん

Q あれはどうしてですか?

「演奏会のときは学ランで、決まりなんです。当時は大体年間100回の演奏会をこなしていましたが、演奏旅行のときも学ランで演奏しました。

応援団並みの厳しい上下関係でした。今となっては笑い話ですが演奏旅行中、上級生の説教で毎晩正座なんていうのは日常茶飯事でした。本当に厳しいクラブでしたが、それがまた各年代の連帯感に繋がったのかも知れません!」


定期演奏会での集合写真

「NHKにもマンドリン倶楽部のOBの方がいて、打ち合わせはすんなりいきました。いきなり楽譜渡されて“これ演奏しろ”という事もありましたから(笑)

番組は父がベータテープで録ってくれていて、映像は少し悪いけどDVDにしてもっていました。番組に出たことは良い思い出です。

37年も前の事ですよね。DVDで番組を見た仲間のみんなも、自分の家族たちに同じ人?と疑われているそうです(笑)」

矢島さんは今も、気の合う皆さんと社会人のマンドリンクラブで毎週練習に励んでいるとのことです。


古賀政男さんと!右奥、顔だけ見えているのが矢島さん

ビデオそして貴重な写真をどうもありがとうございました!これからもマンドリンの演奏を楽しんでくださいね!

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