発掘ニュース

No.026

2014.10.03

ドラマ

発掘番組を公開!宇野重吉さんの“お宝”ドラマも!

ついに“発掘”番組をご覧いただけるようになります!
10月1日から3本の“発掘”番組がNHKの「番組公開ライブラリー」で見られるように!

『こども劇場 宵まつり』<1963(昭38)年8月25日放送>
演出を担当した辰巳嘉則さんから、テレビ画面を撮影したフィルムを提供していただきました。

『この光は消えず からくり儀右衛門』<1960(昭35)年11月24日放送>
江戸時代後期から明治初めにかけて活躍した発明家、からくり儀右衛門こと田中久重の物語。失敗ばかりの儀右衛門さんがユニークに描かれています。脚本を担当した横田弘行さんの妻・恒子さんから提供していただきました。

『あなたのメロディー』<1977(昭52)年12月4日放送>
発掘ニュースNo.5でもご紹介した『あなたのメロディー』。写真右端の大泉静夫さんからビデオテープを提供していただきました。真木ひでとさんが歌う「白昼夢」が聞けますよ!

『宵まつり』と『からくり儀右衛門』は子供向けに制作されたドラマで、どちらも横田弘行さんの脚本です。

特に私のイチオシ!『宵まつり』の内容をちょっとだけご紹介します!

心がほっこり!宇野重吉さんの“お宝”ドラマ!

お父さんの壮吉は宇野重吉さん、娘の律子は可愛いらしい子役時代の二木てるみさんです。 ドラマは二人の会話を中心に進むのですが、その雰囲気がとってもいいです!

津波で家財と妻を失った元漁師の壮吉は、日給360円の道路工事現場で働きながら、娘と二人でつましく暮らしています。

提灯を手に二人で出かけた宵まつり、途中で出会った職場の主任から「今後、仕事は4日に1回」と告げられます。

ただでさえ稼ぎが少ない上に仕事の激減…。ショックを受ける中、壮吉は水路に流された子供を助けます。

名乗りもせずその場を去った壮吉。助けたのは町長のひとり息子でした。
『子供を助けてくれたお礼に5万円渡したい』
それを聞いた壮吉は、娘との暮らしを楽にしたいとの思いから名乗り出ようとします。
「お金が無くてもきれいに生きていきたい」と願う娘の律子は、壮吉にひどい言葉を投げつけます。

駐在所では現場に残っていた提灯の持ち主を探そうと躍起に…

結局2人で向かった駐在所。そこには「自分の提灯だ」と名乗り出た先客が…

この先は是非、番組公開ライブラリーでご覧ください!
見終わった後に「じんわり」「ほんわか」と心が温かくなるドラマです。
親子でご覧いただきたい一本です!

番組公開ライブラリーで発掘番組を!

番組公開ライブラリーは“無料”!しかも、埼玉県川口市にあるNHKアーカイブスのほか、皆さんがお住まいの地域のNHKに行けば、視聴できます!詳しくはこちら

今後もご覧いただける“発掘”番組を増やしていく予定です。是非見てみたいという発掘番組がありましたらこちらまで!

最後に『宵まつり』と『からくり儀右衛門』の脚本を担当した横田弘行さんについて、少しご紹介します。

子供ドラマのエキスパート、横田弘行さん!

若き日の横田さん

横田さんは昭和2年横浜に生まれ、小学校の先生を経て脚本家に。
子供たちが楽しめるドラマの脚本を数多く手がけました。「次郎物語」や「オロップ牧場の仲間たち」、「愛の一家」など夕方6時台の連続ドラマが記憶に残っている皆さんもいらっしゃるのでは?

1998年に亡くなるまで、数百本のラジオやテレビのドラマを世に送り出しました。
今回、フィルムや台本を提供して下さった妻の恒子さん(84)は「子供が好きで、子供たちにも好かれる人でした。当時を知っている年代の方はもちろん、今の時代の若い人たちにも楽しんでいただけると嬉しいです。」と話して下さいました。

皆さん、横田さんの作品を見に、番組公開ライブラリーへどうぞお越しください!

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