特集

2014年6月の特集

大河ドラマ発掘大作戦!!第二弾!元禄太平記

1975年(昭和50年)1月5日~12月28日 全52回 12月30日 総集編 前編 栄光の章 31日 後編 落日の章 放送忠臣蔵を幕府側から描く!
時代劇からは外せないテーマのひとつ『忠臣蔵』を、珍しく幕府からの視点を中心に描いたのが「元禄太平記」です。
刃傷松の廊下の原因を作ってしまう幕府の重臣・柳沢吉保を石坂浩二さんが、対する赤穂藩家老の大石内蔵助を江守徹さんが熱演!御家再興をめぐって火花を散らす二人が劇中、実際に会ったときの会話の緊張感と迫力!森繁久彌さん、加藤嘉さんたち名優の好演!と目が離せません。そして、平成11年放送の大河ドラマ「元禄繚乱」で内蔵助を演じる中村勘九郎さん(当時20歳!)が、大石主税を演じていたという驚きの配役も!

しかし、NHKに保存されているのは4回分(第2回「大奥の女たち」、第3回「世嗣暗闘」、第7回「光圀乱心」、第18回「刃傷松の廊下」)と総集編2本のみ。このドラマがこのまま失われてしまうのは、あまりに惜しい!!と思い、発掘大作戦第二弾に選ばせていただきました。

放送の年(昭和50年)にベータ発売!

5月には家庭用VTRベータマックスが発売開始。「ようやく録画機も手が届く値段になった。」と思った方も?とはいえ、まだカセットテープ代が高く、今のように放送の初回から最終回まで全て録画するという時代ではありませんでした。なればこそ…

もう一度見たい!と思った『この回』は大切に保存しています!!

という方、是非、こちらまでご連絡お願い致します。

元禄太平記の思い出募集!

英国・エリザベス女王夫妻がスタジオ撮影を見学

来日していたエリザベス女王夫妻が「元禄太平記」の撮影を見学したこともありました。アーカイブスにはエリザベス女王と石坂浩二さんが歓談する映像が残っていて、時代を感じずにはいられません・・・と、まるで当時の放送を見ていたかのように、この記事を書いている番組発掘プロジェクトスタッフですが、実はアーカイブスに残っているものしか見たことしかありません。
実際に毎週、放送をご覧になっていた方々は、もっと、もっと思い入れをお持ちのはず。「大河を見ながら、こんなことをしていました」「あの名優の演技に惚れました」など、「元禄太平記」にまつわるエピソードをお寄せ下さい。貴方の思い出お待ちしています!

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