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授業案

環境エコチャンネル

『NHKエコチャンネル』は、環境情報の動画ポータルサイト。自然、生き物、地球温暖化、エネルギー、節電など、グリーンな未来をつくるヒントとオススメ動画が、いつでも楽しめます。

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小学校5年 社会
東京都港区立青山小学校 池田哲之輔 先生
「私たちの生活と環境 ~豊かさと自然~」

授業のねらい

これからの林業に焦点を当て、子どもたちがNHKエコチャンネルで、それぞれの興味や関心を基に情報を集めて意見を出し合う。一人一人が望ましい林業像を作りあげることを通して、物事を多面的に把握・多角的に分析して解決方法を考える力を養う。
あえて都心の子どもたちと関わりの薄い林業を題材にした理由は、すべての子どもが予備知識や経験がない平等な状態で学習を始めることができ、活発な情報収集・交換が期待できると考えたからである。

ウェブサイトの使い方

都心の学校では、林業を身近に感じることは非常に難しい。そこで林業の実態と課題を知り、解決策を考えるための資料としてエコチャンネルを用いる。

教科書を使いながら林業の現状について学んだうえで、まずエコチャンネルの動画「里山に眠る“エネルギー”」を全員で視聴する。この動画は、教科書にはない今の林業の問題解決策を知ることができる動画の一つで、この動画を使って最新の林業に対する興味や関心を高める。そして次の授業に向けて、林業の3つの課題「働く人」「生活・お金」「エネルギー」を子どもたちで設定する。

次の授業では、前回設定した3つの課題に沿って、子どもたち自身でエコチャンネルの動画を検索・視聴する。その際、検索語を「林業」に絞ることでテーマからの逸脱を防ぐ。それぞれの動画には、複数の話題が織り込まれているので、子どもたちは、複数の動画を視聴するうちにかなり幅広い情報を得ることができる。エコチャンネルで得た情報をまとめながら、子どもたち自身で林業の課題解決の方法を考えていく。

指導案

項目   分類 内容
 
1 林業の今とこれからを学ぶ → ねらい 学習のねらいと見通しを共有し、学習意欲を高める。
手順 教科書を使いながら、林業の現状をまとめ、説明し、今後の林業のあるべき姿を考える。
指導のポイント 学習の最初に、まず自分達の学習と経験上分かっている事項を確認させる。
 
2 エコチャンネルで最先端の林業を学ぶ → ねらい 各自が解決したい林業の課題を設定する。
手順 動画「里山に眠る“エネルギー”」の映像を見て、分かったことや調べたいことを各自でまとめ、発表する。
指導のポイント 視点を変えることが問題解決の糸口であることを認識し、林業の他の未解決問題について考える意欲を育む。
 
3 エコチャンネルでこれからの林業を調べよう → ねらい 自分たちで設定した課題を解決するための資料収集を行い、分かったことや気付いたことを自分の言葉でまとめる。
手順 「林業」を検索ワードに動画を検索しながら、各自で調べたいテーマの動画を視聴する。
分かったことや気付いたことをまとめる。
指導のポイント 多面的にとらえることで見えてくるさまざまな問題や解決策があることに気付かせる。
 
4 リサイクル社会がもたらすエネルギー消費の功罪について知る → ねらい エコチャンネルで集めた情報をまとめ、根拠を示しながら分かりやすく伝える。
手順 課題の解決方法を発表し合い、今後の林業のあるべき姿をまとめる。
指導のポイント 具体性・必然性があるかを考えさせながらまとめさせる。

活用アイデア

エコチャンネルには幅広く動画が掲載されている。たとえば林業に関わる動画は20件もあり、それぞれ再生可能エネルギー、雇用問題、伝統文化などの話題と関わりがある内容となっているため、子どもたちの関心に合わせた動画の視聴が可能である。掲載されている映像はすべて最新の情報を基に作られているので、子どもたちは現代的ニーズとその対応を、見るだけで把握できる。これらの特徴を活用し、今回の授業では子どもたちがタブレット端末を用い、自分が調べたいテーマに沿った映像を選び、視聴した。複数の動画を比べたり、関連させたり、同じ動画を繰り返したりする中で、林業に対する新たな見方や、気付き、考えを得ることができた。

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