作品紹介

2020年度前期

第102作「エール」

あらすじ

日本が生糸輸出量世界一となった明治42年、急速に近代化がすすむ福島の老舗呉服屋に、のちに多くの名曲を生み出すことになる作曲家・古山裕一が誕生する。老舗の跡取りとして育てられた裕一だが、少々ぼんやりしていて、周りには取り柄がない子どもだと思われていた。しかし音楽に出会いその喜びに目覚めると、独学で作曲の才能を開花させてゆく。青年になった裕一は、一度は音楽の道をあきらめようとするが、ある日家族に内緒で海外の作曲コンクールに応募してなんと上位入賞を果たす。それをきっかけに、裕一は歌手を目指している関内 音と知り合う。福島と豊橋―遠く離れた地に住みながらも、音楽に導かれるように出会った二人は結婚する。そして不遇の時代を乗り越え、二人三脚で数々のヒット曲を生み出していく。しかし時代は戦争へと突入し、裕一は軍の要請で戦時歌謡を作曲することに。自分が作った歌を歌って戦死していく若者の姿に心を痛める裕一…。戦後、混乱の中でも復興に向かう日本。
古山夫妻は、傷ついた人々の心を音楽の力で勇気づけようと、新しい時代の音楽を奏でていく─。

【放送期間】
2020(令和2)年3月30日~2020(令和2)年11月28日
【音楽】瀬川英史
【語り】津田健次郎
【主題歌】
 GReeeeN「星影のエール」
【主な出演者】
 窪田正孝、二階堂ふみ ほか