「なぜ肥満に?下北で調査」

今回のテーマは、おなじみの「肥満」です。
2011年の特定健康診査(通称 メタボ健診)の受診者のうち、肥満(BMI25以上)の人の割合が県内の市町村別に出ています。

青森県の平均は、29.6%。そこで30%以上の市町村を見てみると、下北半島に集中しているんです。今回はなぜ肥満になるのか、下北で調査してきました。

調査場所はむつ市。早速、町の人に話を聞くと、「車で移動するから歩かない」「飲み過ぎ、食べ過ぎ」との声が。「朝ご飯の前に、ケーキやまんじゅうやようかんを食べる」という人まで。

特に原因の一つに、食生活を挙げる人が多かったんです。
そこで、下北の家庭の食事の様子を調査することにしました。
協力してもらったのは、中村 亮一 さん(54)です。

20年前は痩せていたんですが、今はウェスト101センチ。
健康診断では肥満と判定されてしまいました。

下北の肥満を調査している青森県立保健大学の中村由美子教授に協力していただき、 中村さんの肥満の原因を、夕食の映像から指摘してもらいました。

原因① 塩分のとりすぎ

イカの刺身に醤油を真っ黒になるくらいかける亮一さん。塩分が高めの食事のようです。

「塩分が高いと、ご飯も進み、のどが渇いてお酒も飲み過ぎてしまう」と中村先生。
実際亮一さんも、夕食時には焼酎を飲んでいました。

原因② 酒

亮一さんがこの日に飲んだお酒は焼酎1リットル。
これはおよそ2000キロカロリーで、ご飯8杯分にも相当します。

原因③ 大皿料理

中村先生が指摘したのが、おかずを大皿に盛りつけるという習慣です。
「下北では大皿料理の家庭が多いけれども、大皿に盛りつけると、好きなものを好きなだけ食べてしまい、1人分をひと皿に盛った定食スタイルよりも、カロリーを多めにとってしまうことがある」とのこと。

最後に、亮一さんに自分の健康についてどう思っているのか、聞いてみると「子どもたちが一人前になる頃までは健康でいたいと思っている」とのお答えが。

しかし、その後すぐさまお酒を飲まれていました。
なかなか行動に移すのは難しいのでしょうか・・・。

中村先生は 「毎日の食事は積み重ね。それをどのようにしていくかが、健康を守るためには大事なこと」とおっしゃっていました。

良くも悪くも日々の生活が身体の健康を形作っていくのですね・・。

9月12日放送「胃がん対策のススメ」 | 9月26日「防げ!ロコモティブ症候群」