「市区町村別平均寿命発表」

全国の市区町村別平均寿命が発表されました。全国の1898の市区町村のうち、男性のワースト4位が青森市(76.5歳)さらにワースト50位のうち24が 青森県の市町村と半分近くを占めていました。 女性でも11市町村と5分の1以上。 あらためて短命県である現状が浮き彫りになったのです。

そこで、弘前大学医学部の中路重之教授になぜ短命なのかをお話を伺いました。

中路先生は「日本人の死因の4分の3が生活習慣病。青森ではこの生活習慣の状態がよくない」とのこと。そこで成人男性のデータを見てみると、
<喫煙者の割合>…44.8%(1位)
<飲酒習慣者の割合>…51.6%(1位)
<食塩摂取量>…13g(2位)
<1日の歩数>…5976歩(ワースト2位)
<肥満者の割合>…38%(8位)
確かにことごとく値はよくありません。

さらに健康診断の受診率も39位と低く、病院にかかるのも遅く、病気が進行しているケースも多いとのこと。

中路先生が特に誤解してほしくないと考えているのが、平均寿命が短いというのは
子どもも働き盛り世代も亡くなっている人が多いということ。
例えば45~49歳の男性の死亡率は平均寿命1位の長寿県長野に比べて2.1倍。

他にもどの世代でも青森の方が死亡率が高いそうです。
最後に多くの健康に関する指標の値がよくないことについて中路先生は「青森県民全体が健康に対する意識を高める必要があるのではないか」とお話しされていました。

7月23日「始まった子どもの肥満対策」| 8月8日「板柳町の平均寿命ワースト脱出作戦」