緑に見えるのに...なぜ青信号と呼ぶの?
- 2021年11月26日
五所川原市の鶴谷充雪さんから「信号の青は緑に見えますが、なぜ青信号と呼ぶのでしょうか?」という質問が寄せられました。
県警察本部によりますと、昭和5年、東京・日比谷に日本で初めて信号機が設置されたということですが、当時は法令でも「緑信号」と表記されていたということです。
しかし、17年後の昭和22年、法律を実施するためのルール、施行令の中で「青信号」に表記が変更されました。
色そのものは変わらないのに表記が変更された理由については諸説ありますが、日本では緑色の葉物野菜を「青菜」、緑色のりんごを「青りんご」と呼ぶなど、古くから緑を青と表現することに慣れ親しんでいたためというのが理由の1つとして考えられるということです。