ページの本文へ

  1. トップページ
  2. おすすめ番組
  3. 3分でわかる!秋の高校野球 準決勝以降の見どころ

3分でわかる!秋の高校野球 準決勝以降の見どころ

執筆者園田遼斗(アナウンサー)
2022年09月22日 (木)

3分でわかる!秋の高校野球 準決勝以降の見どころ

夏の甲子園が終わって、1か月。
各地区の予選を勝ち抜いた21チームによる
秋の頂点を決める戦いが16日(金)から始まっています。

来年春のセンバツ出場の重要な参考資料となる
東北大会への出場権をかけた大会です。出場できるのは上位3校です。

残るは4チームとなりました。
25日(日)に準決勝2試合が、
26日(月)に決勝と3位決定戦が行われます。

各チームの特徴や見どころをご紹介します。

青森商業 打撃好調!
走攻守バランスのとれたチーム

(4番を打つ木村 撮影:NHK青森解説 鶴飼忠晴さん)

(4番を打つ木村 撮影:NHK青森解説 鶴飼忠晴さん)

34年ぶりの東北大会出場を目指す、青森商業。
準決勝まで県大会すべてをコールドゲームで勝ち上がっています。
1回戦 10-0(5回コールド)黒石・柏木農連合
2回戦 15-7(8回コールド)八戸工大二
準々決勝 7-0(7回コールド)野辺地西

打撃が好調で、3試合でチーム打率4割4分0厘。
中でも4番を打つ主将の木村心(きむら・しん)は
10打数9安打5打点、ホームラン1本と素晴らしい成績を残しています。

守りは3試合で1エラー。
盗塁は8と走攻守のバランスが良く取れたチームです。

弘前東 夏の王者を倒して勢いに乗る!

(4番を打つ須藤 撮影:NHK青森解説 鶴飼忠晴さん)

(4番を打つ須藤 撮影:NHK青森解説 鶴飼忠晴さん)

2回戦で今年夏の甲子園に出場した、八戸学院光星を
終盤逆転で破った弘前東。
準々決勝も延長10回サヨナラ勝ちで勢いに乗っています。

1回戦 10-2(7回コールド)聖ウルスラ
2回戦 7-6 八戸学院光星
準々決勝 7×-6 東奥義塾

投手の中心は、
右の福士開翔(ふくし・かいと)と左の野呂亮太(のろ・りょうた)。
この二人の継投で2回戦と準々決勝は勝ち上がりました。

打線では、4番を打つ須藤琉聖(すとう・りゅうせい)が
準々決勝で2打席連続本塁打!
残り2試合でも1発に期待が高まります。

青森山田 今年も鉄壁の守備から流れを作る!

(エースの佐藤 撮影:NHK青森解説 鶴飼忠晴さん)

(エースの佐藤 撮影:NHK青森解説 鶴飼忠晴さん)

去年秋の優勝校、青森山田。
2年連続の優勝を目指します。
ここまでは伝統の投手を中心とした守りで最少失点に抑えて
勝ち上がってきました。

2回戦 7-0(8回コールド) 六校連合
準々決勝 3-2 弘前  

守りの安定感は今年も健在で、2試合ノーエラー。
要は強肩の捕手、鈴木颯夏(すずき・ふうが)。
エースの佐藤千真(さとう・かずま)をはじめに、
6人のタイプの違う右ピッチャーをリードします。

準決勝は夏に敗れた八戸工大一との対戦。
リベンジに燃えています。

八戸工大一 機動力を武器に青森の頂点へ!

(準々決勝、15奪三振、9回完封の金渕 撮影:鶴飼忠晴さん)

(準々決勝、15奪三振、9回完封の金渕 撮影:鶴飼忠晴さん)

夏の甲子園まで、あと一歩のところで敗れた八戸工大一。
先輩たちが果たせなかった県大会優勝を目指します。
バントなどの小技や足を絡めた攻撃からチャンスを作り、
得点につなげてきました。

2回戦 7-0(8回コールド)五所川原
準々決勝 5-0 青森北

2回戦では、エースの齋藤駿(さいとう・しゅん)が8回無失点の好投。
準々決勝では、一年生サウスポーの金渕光希(かなぶち・こうき)が、
9回完封、15奪三振の素晴らしいピッチングを見せました。

準決勝の青森山田戦は両チーム守備から流れを作っていくチーム同士対決!
ロースコアの好ゲームが繰り広げられると思います。

NHKではラジオで生中継!

25日(日)ラジオ第1 前10:00
<準決勝第一試合>
 青森商業 対 弘前東
 実況:柴田徹、解説:太田守信さん
<準決勝第二試合>
 青森山田 対 八工大一
 実況:園田遼斗、解説:鶴飼忠晴さん

26日(月)ラジオ第1 前9:55
<3位決定戦>
 青森商業 対 八工大一
 実況:柴田徹、解説:石戸谷公造さん
<決勝>
 弘前東 対 青森山田
 実況:園田遼斗、解説:太田守信さん

この記事に関連するタグ

おすすめの記事