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王林さんインタビュー ディレクターズカット版

執筆者斎藤希実子(アナウンサー)
2023年01月20日 (金)

王林さんインタビュー ディレクターズカット版

去年3月にりんご娘を卒業した王林さん。
テレビで見ない日はないほど、大活躍の1年でした。
青森を離れ東京で過ごす時間が増えた中で、改めて今彼女は青森をどのように見つめているのか。
王林さんとは同い年、東京から青森に来た、アナウンサーの斎藤が話を聞きました。
この記事は、1月20日に放送した『発見!あおもり深世界「王林 飛躍の1年~だから、青森が好き~」』の再編集版、いわばディレクターズカット版です!

王林さんと斎藤

卒業から半年あまりを振り返っていかがですか?

ますます、自分は本当に青森県が大好きなんだってすごく感じられた時間でしたね。
王林はいまでも東京に家を持たずに通っていて、1時間でも青森にいられる時間があるんだったら帰りたいって思っていて。
共演者の皆さんからも「え、いまだに?こんなに出ていてもいまだに帰ってるの?」とか言われるから、そういう風に思われているってことは本当に王林好きなんだなって感じます。

私の中では「りんご娘の王林です」がセットで…
ご自身では卒業をどう受け止めていますか?

次の目標とかも特になく、王林の中ではりんご娘が全てだったんですよ。
りんご娘をやめるっていうのは自分の中ではマイナスな感情の出来事だったから、それからはテレビに出たりとか、表に立ったりとか全般が嫌になっていましたね。いったん休もうかなっていうのも考えたくらい、立ち直ったり考え方変えたりするのには時間がかかりました。
でも卒業して、今後どうしていきたいのかって考えたら、やっぱり青森県を発信していきたいっていうのがすごく大きくて。

「青森を発信したい」という気持ちがあったから走り続けられたところも大きかったですか?

いや、青森を発信するなら芸能じゃなくても良いと思っていて。青森を盛り上げられることなら芸能に限らずなんでもやっていきたいけど、やっぱりこうやって王林がテレビに出ると、青森県の皆さんがすっごく喜んでくれて。
「青森県特集されていて、王林ちゃんありがとうね」とか、今、県外で頑張っている青森出身の人が「まさか全国の番組から青森の訛りが聞こえてくると思わなくて、それで頑張ろうと思いました」とか、そういうメッセージをもらうと、表に出て発信することってやりたくてもできることじゃなくて、こうやって場所をいただいてできることだから、ある限りは頑張りたいなって。

東京での時間が増えて青森の見え方が変わることはありますか?

やっぱり他を見て青森が好きになるっていうとこあるじゃないですか。
東京が多くなったこの4月からの活動で、ずっと青森県にいたら気付けなかった魅力みたいなものを感じるようになって。それは青森県のいいとこも見えてくるし、ここもうちょっとこうしたら良いよねっていうところとかも見えてきます。

もうちょっとこうしたらっていうのは、例えばどんなところに?

定番の話でいくと、「青森といえば」って浮かぶものって大体りんごじゃないですか。
じゃありんご1つ切り取ったときに、今りんご農家さんって減ってきていて、当たり前すぎて、みんないつまでもあるものだと思っているけど、本当にりんご農家さんが減って「青森といえば」のりんごがなくなっちゃう時が来るんじゃないかとか。それって無くなってからじゃ遅いから、もっと早く向き合わないといけないじゃないかっていうのをすごく思いますね。

逆に、今まで見えなかった青森の魅力というのはどういうところに感じますか?

これは王林の考え方の1つだけど、王林は青森の自然とか伝統とか、昔からあるものたちがすばらしいなって思うんです。もともとあるもの。東京はどんどん新しいものを作り上げていくのがすごいと思います。どっちもすごいし、青森が東京をまねする必要はないから、逆にそこを大事に守っていけるようにするべきなんじゃないかなって思います。青森の人たちは当たり前に思っているけど、東京の人たちとか県外から見たときに「青森のこれって珍しいものなんだ」とかそういうことを結構考えるかな。あっちに行くと1歩外から見た青森っていう印象を聞くことがすごく多いから、そういう見え方もあるんだっていうのがすごく勉強になっています。

これをこのまま聞くのはやぼな気がしますが…どうして伝統を守るのが大事だと思いますか?

歴史あるものって、作ろうと思って作れるものじゃないじゃないですか。それって、それがあることって、本当に貴重だと思うんです。歴史ある青森県が昔からつなげられてきているのに、つなげてきてもらっているのに、ここで途絶えさせちゃうのはもったいないし、王林はそこに美しさを感じます。それが青森県らしさだと思うから、青森県が青森県らしく輝いていってほしいなって思うと、歴史や伝統は守っていきたいなって。

そのために、ご自身はどんな役割を果たせたらいいなと思いますか?

今はとにかく、発信するっていうのが王林にできることかなと思っています。そのために、青森で伝統工芸をやっている方や、農家さん、第1次産業に携わっている方とかに直接会いに行って、その人たちがどういうふうに思ってやっているか、どうしていきたいのかとか、いろいろな話を直接聞いていきたいなって思います。多分、王林が知らない青森の魅力ってまだまだいっぱいあって、それが「もうなくなっちゃった」ってなってから知るんじゃなくて、今のうちにいろいろなものを知って、それが続いていくものにできるように、魅力を発信していけたらいいなって思います。

環境が変わり東京で過ごす時間が増えたことも含めて、去年やってきたことを2023年にどのようにつなげていきたいですか?

去年は王林の中では準備期間っていう感覚で、新たな場所で色々なことに挑戦している年だったので、2023年の4月以降は、もっと自分が見る青森っていうものを、自分の感覚を通してみんなに広めていけたらいいなって思っています。

今はバラエティー番組で青森の話をすることが多いと思いますが、また違った形で、ということですかね。

そうですね。今、実際に動いている津軽塗を使ったアクセサリーの製作だったり、青森のものからインスピレーションを受けた洋服を考えたり、あとは音楽活動もやっていく予定だから、こうやってバラエティーでしゃべって伝えるだけじゃない、私が表現したい青森っていうものを見せていけたらいいなって思っています。

最後に、「何々だから、私は青森は好き」と言うとしたら、どんなことが浮かびますか?

え~~。うーん。うーーーん。何々だからで言うならば、「青森が私だから」です。自分を愛すと一緒。青森が私を作ってくれているから、その私を作ってくれた青森への感謝の気持ちを込めて、そして私が愛したい青森を、どんどんみんなに広めたいなって思っています。

ありがとうございました…!

ありがとうございます~!いっつも真面目な私を引き出してくれちゃって!

発見!あおもり深世界 王林

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