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台風・大雨時の車に関する注意点

執筆者菅井智絵(キャスター)
2022年09月22日 (木)

台風・大雨時の車に関する注意点

安全に、安心して暮らすために様々な情報をお伝えする「くらしの安心塾」のコーナー。

今回は、『台風・大雨時の車に関する注意点』について一般社団法人JAF青森支部の方にお話しをうかがいました。

台風や大雨の時、車で移動しなければならないとき、どんなことに注意すればいいでしょうか。

一番大切なことは、

危険な場所に近づかない

増水した川、急な傾斜地などに注意です。

ハザードマップ

あらかじめ知っておくことで、早めの行動や危険を回避する移動を行う時に非常に役に立ちます。

では冠水してしまった道路を車でそのまま走行しても大丈夫なのでしょうか。

冠水した道路は、見た目だけでは水深をはかることはできないため、いざ進入してしまうと思いのほか深いことがあります。

運転席にいる限り、車の床面以上に水が深くても、すぐには浸水してきません。
しかし、危険を察知する頃には…

冠水した道路の走行は注意

という結果にもつながりかねません。

では、特に注意が必要な場所はどこなんでしょうか。

アンダーパス

アンダーパスは、周辺より低くなっているため、大雨の時は水がたまりやすく大変危険です。

気づかずにアンダーパスに入り、乗っていた人が死亡するという事故もたびたび発生しています。

運転中に、大雨に遭遇した場合はどのようにすればよいのでしょうか。

運転中 大雨に遭遇したら

やむをえず冠水した道路を通らなければいけない場合はどうすればよいのでしょうか。

その場合はスピードを落とし、車間距離を十分に取りましょう。
前の車の水しぶきで前方が全く見えなくなり、突然、前の車が停止すると追突する危険があるからです。

また、スピードが速いと多くの水を巻き上げてしまい、エンジン内部に水が入って故障しやすくなります。

台風が発生しやすいこの時期や大雨の時の運転には十分気を付けたいですね。

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