県鳥獣保護センターはなぜ平内町に?
砂川侑花(記者)
2023年05月10日 (水)

「なんで鳥獣保護センターは平内町にあるのか?」。
母親が県鳥獣保護センターで働いているというの小学生の佐々木慶太郎さんからの質問です。
県の鳥獣保護センターは、ケガや病気で弱っている白鳥やキツネなどの野生動物を保護する施設で昭和61年1月から平内町に設置されています。
県の担当者は
・平内町に白鳥の渡来地として知られる浅所海岸があることや、
・県内に1か所だけのため、地理的に県のおおよそ真ん中に位置していること
が理由だと説明しています。
ちなみにセンターで保護されるのはほとんどが白鳥やフクロウだということで、十和田市にある北里大学獣医学部の獣医師が訪れて無償で治療を行っています。
治療のあと、回復を待つ動物にエサを与えるなどの業務を行っているのが、質問した佐々木さんの母親の貴子さんだということです。
センターでは基本的に1人で勤務していて「世話していた鳥を元気になって自然に帰すときが一番うれしいです」とのこと。
貴子さんは動物に関する仕事をするのは初めてなので勉強しながら仕事に当たっているということです。
※肩書きなどは放送(2023年3月)当時のものです。
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