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黒石の夏の風物詩を再利用!

執筆者赤坂 理菜(キャスター)
2021年07月30日 (金)

黒石の夏の風物詩を再利用!

新型コロナウイルスの影響で今年も県内各地の夏祭りが中止となり、夏を感じる機会が少ないですよね・・・。

そう思っている皆さん!

黒石市で夏を感じてみませんか?

地元の夏の風物詩を再利用した、あるものをご紹介します!

黒石の夏といえば…?

昔ながらの建物が残る黒石市の「こみせ通り」。

こみせ通りの一角に、「夏」を感じられる場所が去年(2020年)できました。

黒石市の「こみせ通り」

中に入ると・・・

こみせ通りの一角に、「夏」を感じられる場所が去年(2020年)できました。

はじめて見たとき、思わず夏祭りの「じゃわめぎ」を感じました。

※「じゃわめぎ」とは津軽弁で「ざわざわした高揚感」という意味です。

みなさんもうお気づきですよね?

これらの作品は、黒石市の夏祭り「黒石ねぷた」の山車に使われたねぷた絵を再利用して作られています。

およそ4メートルから5メートルある大きな和紙に描かれたねぷた絵の一部を切り取って使られた、灯ろうやうちわです。

およそ4メートルから5メートルある大きな和紙に描かれたねぷた絵の一部を切り取って使られた、灯ろうやうちわです。

もったいない精神から誕生した作品

どうしてねぷた絵が使われているのでしょうか?

店主で考案者の木村正幸(きむら・まさゆき)さんにお話を伺いました。

店主で考案者の木村正幸(きむら・まさゆき)さんにお話を伺いました。

木村さんによると、ねぷた絵は、祭りが終わると廃棄されていました。

ほしい人が引き取る場合もあるようなのですが、大きいので飾ることもできず、たんすの中で眠っているだけ…

こんなに美しいのに、それではもったいない!と考えて、この取り組みをはじめたそうです。

見て触って夏を感じる!

灯ろうとうちわは、制作体験も出来ます。私も灯ろうづくりに挑戦しました!

まずは、パーツを選ぶ作業から…

一枚の大きなねぷた絵から切り出した小さいパーツ

一枚の大きなねぷた絵から切り出した小さいパーツは、柄や色などバリエーションが豊富。

組み合わせを考えるのに悩んでしまいますが、これが楽しい!

わたしは、ねぷた絵によくみられるロウで描かれたドット柄に決めました!

ドット柄に決めました!

パーツにのりをつけ、木枠に張り付けていきます。

この作業を繰り返し、すべての面に張り付ければ完成です

この作業を繰り返し、すべての面に張り付ければ完成です。

制作中、ねぷた絵からロウの香りがして夏が来た!とワクワクしてしまいました。

制作中、ねぷた絵からロウの香りがして夏が来た!とワクワクしてしまいました。

なお、うちわの制作体験は、去年、今年とねぷた祭りが中止となり、材料のねぷた絵が少なくなってきているため9月までお休みしているとのことです。

余すところなく使い、生まれ変わらせたい

店で使っているねぷた絵は、黒石市の各町会や関係者のご厚意により無償で提供されているもの。

そのため木村さんは、絵師への感謝を込めて「余すところなく使いたい」という気持ちで作っています。

制作体験では、みなさん鮮やかな色や柄などを選ぶので、どうしても余ってしまうパーツが出てしまいます。

そういったパーツは、このように工夫して使います。

違う柄のパーツを4枚組み合わせて1つの柄にしました。

違う柄のパーツを4枚組み合わせて1つの柄にしました。

こうすることで余すことなく使うことが出来ます。

一度役目を終えたねぷた絵が、生まれ変わるのです。

今年も祭りが中止になってしまった黒石市ですが、こうした作品に触れることで、黒石の夏を感じてみてはいかがでしょうか?

こうした作品に触れることで、黒石の夏を感じてみてはいかがでしょうか?

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「 手作り雑貨雑貨・体験工房IRODORI 」
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