髪（かみ）がハリガネみたいにかたく、ぬれたままにしておくとヤマアラシのようになってしまうしんべヱは、いつも特別（とくべつ）なリンスを使っている。くノ一教室のユキたちは、そのリンスのことを調べはじめる。

サラサラヘアを目指しているくノ一教室のユキたちと、四年ろ組の田村三木ヱ門（たむらみきえもん）はしんべヱが使っている特別（とくべつ）なリンスのことが気になっていた。このリンスを使えば自分たちもステキなサラサラヘアになるかもしれないからだ。

しんべヱのリンスは、団蔵（だんぞう）の家がある加藤村（かとうむら）からタダでもらっていたのだった。このリンスを試してみると、乱太郎（らんたろう）の髪もサラサラつやつやに！！いったいこのリンスの正体とは…？

乱太郎（らんたろう）たちは、そまつな服を着ているドクタケ城主（じょうしゅ）木野小次郎竹高（きのこじろうたけたか）を見つけた。どうやら、水遊びをしているときに馬と服をぬすまれて、そのまま道にまよってしまったらしい。

一年は組の今日の授業は、裏々山（うらうらやま）一周マラソン。いそいで帰ってこないと夕食にまにあわなくなってしまうのだが、山道の坂を登るのはとっても大変。つかれてしまったしんべヱはちょっとだけ休むことにする。

忍者として尾行（びこう）することもりっぱな勉強（べんきょう）のひとつだと思ったドクタケ忍術教室のドクたまたち。そこで、ドクタケ忍者の雨鬼（うき）たちを尾行することに…。

どこの城がたてたものかわからない新しい出城（でじろ）。ドクタケ忍者たちは、この新しい出城を調べるために侵入（しんにゅう）をこころみる。ところが、この出城にはいろいろな仕かけがあって…。

出城（でじろ）に侵入（しんにゅう）しようとしていたドクタケ忍者たちが、いつの間にか出城を守っていた。出城のほうがはたらく条件（じょうけん）がよく、味方にならないかとさそわれたのだ。

ドクタケ忍者を尾行（びこう）するドクたまと、ドクたまといっしょにドクタケ忍者を尾行する忍たまは、出城に潜入（せんにゅう）することに成功。そしてこの出城には、さらに大きな秘密（ひみつ）があった。

敵（てき）の忍者をわざと潜入（せんにゅう）させて、その出来を見るためだけにたてられた出城は、忍たまですらもかんたんに潜入できた。そこで、出城の城主（じょうしゅ）は、忍たまごと出城を爆破（ばくは）しようとする。