ドクタケ忍術教室のふぶ鬼（ふぶき）としぶ鬼（しぶき）が女の子に変装して乱太郎（らんたろう）に会いに来た。どうやら乱太郎に相談したいことがあるのだという。

堺（さかい）の港には、いつも大きな船がいっぱい停泊（ていはく）している。そこで、しんべヱのパパにお願いして、一年は組の社会見学として大きな船を見に行くことになった。

六年い組の成績優秀（せいせきゆうしゅう）な立花仙蔵（たちばなせんぞう）が、学園長から金楽寺（きんらくじ）の和尚様（おしょうさま）へ手紙を届けるようにたのまれた。手紙をたいせつな密書（みっしょ）だと思った仙蔵は慎重（しんちょう）に行動する。

戦輪（せんりん）の名手（めいしゅ）でうぬぼれが強い四年い組の滝夜叉丸（たきしゃしゃまる）がかぜを引いてしまったらしい。ところが、うぬぼれが強い性格がわざわいしてひとりも見舞いに来てくれない。

ドクタケ忍者を史上最強にするには、おいしい料理を食べることも必要だと考えたドクタケ忍者隊首領（しゅりょう）稗田八方斎（ひえたはっぽうさい）。そこで、むりやり忍術学園の食堂のおばちゃんの夕食を食べに来る。

山田（やまだ）先生からとくいの女装（じょそう）を習った忍たまたちだが、どうしてもお化粧（けしょう）がこくなってしまう。そこで、山本（やまもと）先生から正しい女装の化粧のしかたを教わることになったのだが…。

忍術学園の卒業生（そつぎょうせい）で山田（やまだ）先生の教え子の宇奈月十太夫（うなづきじゅうだゆう）があいさつにやってきた。明日、町はずれにうなぎ屋をオープンするのだという。

ドクタケ忍術教室の魔界之（まかいの）先生が、だれもいない山奥（やまおく）で、趣味（しゅみ）の通信販売（つうしんはんばい）に打ちこんで、ひっそりくらしたいと言い出した。教えることにつかれてしまったらしい。

戸部（とべ）先生のことを剣のライバルだとかってに決めている花房牧之介（はなぶさまきのすけ）が、じぶんの本当の実力（じつりょく）を知り、今までのことを戸部先生にあやまりたいというのだが。

兵庫水軍の鬼蜘蛛丸（おにぐもまる）は、船（ふね）の上ではたよりになるが、陸（おか）に上がると陸酔い（おかよい）する。そういう体質（たいしつ）だと思っていたら、あるきっかけで陸酔いがなおってしまった。