魚をもって学園にやってきた兵庫第三協栄丸（ひょうごだいさんきょうえいまる）さん。「ドクタケの風鬼（ふうき）を知ってるか？」と質問（しつもん）された乱太郎（らんたろう）たち。八方斎（はっぽうさい）の人使いがあらいらしく、海賊（かいぞく）になりたいとやってきたらしい。転職（てんしょく）にさんせいした乱太郎たちだったが・・・。

ふくつうでほけん室の新野（にいの）先生にみてもらった乱太郎（らんたろう）は、２、３時間ゆっくりねむることになった。そこへ食堂（しょくどう）のおばちゃんが、おかゆを作ってお見まいにやってきた。「おのこしはゆるしまへんで！」と言いのこしておばちゃんが帰った後、次々にお見まいがやってきて・・・。

学園長が手に入れた唐渡（からわた）りのカエルのおき物を、ドクタケ忍者隊がねらっている・・・といううわさが流（なが）れた。たしかにさい近忍術学園のしゅうへんにドクタケのかげがちらついている。そこで学園長は、カエルのおき物をある場所にかくすことにした。

魔界之小路（まかいのこうじ）の仕かけた火薬（かやく）のばく発で、忍たまたちは長屋を出て行った。そのすきに忍たま長屋をしらべることになったドクたまたち。はたして唐渡（からわた）りのカエルのおき物を見つけることはできるのだろうか？

なかなか見つからない唐渡（からわた）りのカエルのおき物。ドクたまたちがなやんでいるところへあらわれたのは黒戸カゲ（くろとかげ）だった。主婦歴（しゅふれき）20年のかんをはたらかせたどり着いた先は、なんと食堂（しょくどう）の調理（ちょうり）場の勝手口（かってぐち）だった。

多田堂禅（ただどうぜん）先生の弟子（でし）の山左ヱ門（さんざえもん）さんがキズだらけでやってきた。学園長にきんきゅうの用けんがあるらしい。そこで、一年は組のみんなは遠い学園長の部屋への近道を案内（あんない）することにした。

多田堂禅（ただどうぜん）先生を助けるため、学園長の発案（はつあん）で、ドクアジロガサの屋（や）しきに新型（しんがた）砲弾（ほうだん）のせっ計図をとどけることになった一年は組の忍たまたち。ところがその忍たまたちを、こっそりのぞいているあやしい人かげが・・・。

ふたてにわかれ、ドクアジロガサのぼろぼろ屋しきにやってきた一年は組。屋しきの中にはたくさんのわなが仕かけられていた。ところが、お気楽ムードの忍たまたちにふり回されたドクアジロガサ忍者たちは、今ひとつ調子（ちょうし）がでない。

一年は組のみんなを助け出すためにやってきた小松田（こまつだ）さん。しんべヱとヒソヒソ話をしていたが、大きな声のためドクアジロガサ忍者たちに感づかれてしまった。新型（しんがた）砲弾（ほうだん）のせっ計図がにせものであることを知ってしまったドクアジロガサ忍者たちだったがとつぜん空から団蔵（だんぞう）がふってきて・・・・。

多田堂禅（ただどうぜん）先生をぶじ助け出した忍たまたち。ところが「屋（や）しきは１０分後にばく発する。」と言いのこし、ドクアジロガサ忍者はにげ出してしまった。忍術学園の一行は急（いそ）いで屋（や）しきをはなれることにした。わなをさけ、急いでにげ出さなくてはならない。はたして間に合うのだろうか？