寝る前、土井（どい）先生に髪を切ってもらいながら占いの話をしていた乱太郎（らんたろう）、きり丸、しんべヱ。そこへ庄左ェ門（しょうざえもん）がやってきた。町で評判のよくあたる占い師の噂をきいて、気になっているというのだ。

忍術学園一変装名人のはちや三郎（さぶろう）先輩が、変装して占い師に見てもらった。とてもよくあたる占いであることがわかったが、屋敷をでたところで忍者に後をつけられていることに気がついた。はたしてその正体は？

おとりとなり占い師に見てもらうことになったしんべヱ。占い師は、しんべヱが忍たまであることを見事に言い当てた。そして、しんべヱも尾行されることに。どうやら占い師はよからぬ事をたくらんでいるらしい。

「大災害がやってきて町が全滅する。」という占い師のお告げにすべての物をおいて逃げ出した町の人たち。それを知った山田（やまだ）先生は、巫女（みこ）に変装して驚忍の術（ぎょうにんのじゅつ）で占い師に立ち向かうことにした。

巫女の伝子（でんこ）さんの占いを信じた人々が、町に戻ってきた。町中の金品を奪って逃げようとしていたインチキ占い師は、巫女さんの方がインチキだ！と言い出した。ところが、奪った物を見られてしまったインチキ占い師はとうとう正体をあらわした。

野外実技（じつぎ）授業（じゅぎょう）を終え、乱太郎たちが食堂（しょくどう）で夕食を食べているとヘムヘムがやってきた。学園長から話があるらしい。食事をすませ学園長の庵（いおり）にやってきた乱太郎（らんたろう）、きり丸、しんべヱ。さて、その話とは・・・？

第三協栄丸（だいさんきょうえいまる）さんの海に、魚をもらいにやって来た魔界之小路（まかいのこうじ）先生とドクたまたち。しかけられている地引き網（あみ）を見つけ、引っぱってみると大量（たいりょう）の魚がかかっていた。ところが、とれたのは魚だけではなかった。

ドクタケ城主（じょうしゅ）、木野小次郎竹高（きのこじろうたけたか）の家来（けらい）となった花房牧之介（はなぶさまきのすけ）。八方斎（はっぽうさい）のもと、合戦（かっせん）場ではたらくことになった。ところが、はげしい戦（たたか）いを見て気をうしなってしまった牧之介。あきれた八方斎は・・・。

忍たま長屋（ながや）の乱太郎たちの部屋（へや）。今度（こんど）の休みに、きり丸が売ろうと思っていた干物（ひもの）が一まいなくなってしまった。しんべヱの大事（だいじ）なようかんもだれかにかじられてへっていた。二人が言いあらそっているところにやってきたのは・・・。

乱太郎（らんたろう）、きり丸、しんべヱが道を歩いているとおいおい泣（な）いている男の人がいた。三人は、かかわり合いにならないように・・・とそーっと通ったが、よび止められたしまった。いったい何がそんなにかなしいのだろうか？