土井（どい）先生と野菜の買い出しに出かけた乱太郎（らんたろう）、きり丸、しんべヱ。突然、手裏剣の一種、銛盤（せんばん）が飛んできた。驚いた一同の前に現れたのは、利吉（りきち）さん。ある城から「タマゴ泥棒を捕まえてほしい。」と頼まれたのだ。

お使いの帰りに、山の中で道に迷ってしまった乱太郎（らんたろう）、きり丸、しんべヱ。その時、一人の老婆が現れた。乱太郎たちは、安全な道を教えてもらい、ついて行くことに・・・。ところが突然老婆が消えてしまい、目の前にあばら家が現れた。

くノ一たちに大人気の戸部（とべ）先生。その秘密は額にある傷。一般的には「向こう傷」と呼ばれ、敵に背中を見せず戦ったという証しなのだ。ところが戸部先生の傷については謎につつまれたまま。不思議に思った乱太郎（らんたろう）たちは・・・。

偶然出会った優秀な鉄砲鍛冶だという老人とともに学園長の庵（いおり）にやってきたきり丸。老人は学園長に、「開発したばかりの鉄砲の秘密をねらわれており、かくまってほしい。」と言い出した。その話を信じられない学園長は、乱太郎（らんたろう）たちに・・・。