第9弾

ボッチャ × ひうらさとる

テーマ曲・阿部真央さんインタビュー

“「的となる白のボール」が動き続けるっていうところが、すごく人生とリンクする”

「アニ×パラ」第9弾のテーマ曲「READY GO」を担当していただきました。オファーを受けたときの、率直な感想をお聞かせください。

阿部 書き下ろしをお願いされるのが素直にうれしくて、「頑張ろう!」と思いました。とても光栄です。

ボッチャというスポーツはご存知でしたか?

阿部 この企画で声をかけていただくまでは知らなかったのですが、曲を書くためのアイデアやヒントをもらうために、映像を見て競技の勉強をしました。すごく大きな動きのあるスポーツではないと思うんですけど、ゲーム性が高くて頭脳戦が魅力的ですよね。曲調的にも、速い曲の方が合うだろうな、とインスピレーションをもらいました。

実際に、ひうらさとるさんの絵コンテをご覧になっていかがでしたか。

阿部 ボッチャが持っている“多様性”を描くことを、先生は重視していらっしゃるのだなと思いました。なので、ボッチャという競技があって、ひうら先生のアニメがあって、そこに三角形を描くように、私の曲がどういう立ち位置になるかというのをすごく考えました。

歌詞を書くときに影響を与えた、ボッチャの特徴などはありますか?

阿部 「的となる白のボールが動く」というのは、とても斬新だなと思います。目からうろこでした。ゴールの位置が決まっているスポーツの方が多いじゃないですか。
投げた球の位置だけではどうにもできなくても、的である白い球自体を動かすことでいくらでも自分に有利な戦いに持っていける。目標の位置が変動し得る中、常に自分の次の手でどのように的を目指すかを考える。ボッチャのそういう部分に感動しました。答えが無限大なところが特徴的であり魅力ですよね。
的のボールが動き続けるっていうところが、すごく人生とリンクするなぁと感じたので、歌詞の中に“動き続ける的は 今 目指すべき僕さ”というフレーズ入れました。

アニメや曲に動かされて、ボッチャに興味を持ってくれる人が増えたらうれしいですよね。

阿部 楽しそうだな、試合を見に行ってみようかなと思う人が増えたらステキだなと思います。選手の皆さんが戦っている姿を見ると、勇気や生きる力をもらえますよね。今回のような機会をいただけたからこそ、私もボッチャという競技を知ることができましたし、その魅力に触れて、純粋にファンになりました。1人でも、ボッチャを知らなかった人に、競技の魅力が届いたらいいなと思います。

最後に、視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。

阿部 この「アニ×パラ」や東京パラリンピックをきっかけに、ボッチャという競技がたくさんの方の目に触れることを願っています。ひうら先生の描かれるアニメは、ボッチャが持っている“多様性”というすばらしい魅力にフォーカスしているステキな作品です。そして、そこに彩りを添えられるように、自分が輝ける場所へ着実に歩いていって欲しいという願いを込めて、曲を書きました。
私の曲もあわせて、「アニ×パラ」第9弾「ボッチャ」をお楽しみください。

本日は、ありがとうございました。