第9弾

ボッチャ × ひうらさとる

もっと知りたい!ボッチャ

ボッチャとは?

重度脳性麻痺者、同程度の四肢重度機能障がい者のために考案されたパラリンピック特有の球技。ジャックボール(目標球)と呼ばれる白いボールに、赤・青のそれぞれ6球ずつのボールを投げたり、転がしたり、ほかのボールに当てたりして、いかに近づけるかを競うヨーロッパ生まれのスポーツ。ルールの類似性から、「地上のカーリング」とも呼ばれる。2016年、日本代表チーム「火ノ玉JAPAN」はリオデジャネイロパラリンピックで銀メダルを獲得し、東京2020大会でもメダル獲得が期待される。
障がいの程度により、下記の「BC1」〜「BC4」の4つのクラスに分かれる。

BC1:車いす操作不可で四肢・体幹に重度の麻痺がある脳原性疾患のみのクラス。
BC2:上肢での車いす操作がある程度可能で脳原性疾患のみのクラス。
BC3:最も障がいの重いクラスで自己投球ができないため競技アシスタントによるサポートにてランプを使用して投球する。
BC4:筋ジストロフィーなど、BC1・BC2と同等の重度四肢機能障害のある選手が行うクラス。

※重力を利用しボールを一方向に転がすことのできる、ボールを打ち出すための装置。

写真提供:一般社団法人日本ボッチャ協会

2021年に向けて注目の選手


廣瀬 隆喜 選手(ひろせ たかゆき)
千葉県出身。先天性の脳性まひの障害を持つ。BC2クラス。
高校3年でボッチャを始める。2006年、日本選手権で初優勝。以降、同大会でクラスでは史上最多の8度の優勝を誇る日本のエース。気迫あふれるプレーで相手のボールをはじき飛ばす力強い投球が持ち味。2008年の北京パラリンピックでは主将を務め、2012年のロンドンパラリンピックでは団体7位、リオデジャネイロパラリンピックでは初の団体銀メダルに貢献。東京2020年の東京パラリンピックでも代表選手に内定しており、4大会連続の出場となる。
「アニ×パラ」第9弾にアニメキャラクターとして登場。



杉村 英孝 選手(すぎむら ひでたか)
静岡県出身。先天性の脳性まひの障害を持つ。BC2クラス。
高校2年生の時に施設職員にボッチャを勧められ始める。持ち味の正確なコントロールを活かし、日本選手権を5回優勝。2012年のロンドンパラリンピックでは主将をつとめ、団体戦7位と、ボッチャ団体としては初めての入賞を果たす。大会後、厚生労働大臣表彰、静岡県知事特別表彰、伊東市のスポーツ栄誉賞を受賞。リオデジャネイロパラリンピックでも主将として司令塔を務め、初の銀メダル獲得に貢献した。



河本 圭亮 選手(かわもと けいすけ)
愛知県出身。4歳のとき、進行性の難病筋ジストロフィーを患っていることが分かる。BC3クラス。
2016年に国際大会にデビューし、2017年アジアユース個人銅メダル、2019年アジア・オセアニア選手権個人4位、団体戦ペアではリオデジャネイロパラリンピック金メダリストに勝ち、BC3銀メダルを獲得。日本選手権大会ではBC3クラス3連覇を果たし、2020年東京パラリンピック代表選手に内定している。



高橋 和樹 選手(たかはし かずき)
埼玉県出身。高校2年時、柔道の試合で頚椎を骨折、頚椎損傷と診断され四肢体幹機能障害に。BC3クラス。
2013年9月、東京2020の開催決定を受け、出場を目指し2014年3月よりボッチャを始める。競技を始めて僅か2年、世界選手権大会で日本人初の準優勝、リオデジャネイロパラリンピック個人戦に出場するも予選敗退。苦しさや悔しさを糧に2020年東京パラリンピックでのメダル獲得を目指している。


©Tomokazu Matsukawa

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